平成27年度 地域提案型前期

地域社会における女性の意思決定場面への参画に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RN-11

総合政策学部 教授 吉野英岐
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
八幡平市 八幡平市
八幡平市
地域振興課係長
地域振興課主任
髙橋潤
泉山美穂
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
研究フィールド 八幡平市 研究協力者 八幡平市男女共同参画ネットワーク

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
合併後10年が経過した八幡平市では、今後の市政の推進を図るうえで、女性の声は無くてはならないものである。しかし、現在まで女性の市議会議員が選出されたことがなく、各種委員会等においても女性の登用率が低いままである。また企業や地域社会で意思決定に係る立場に就いている女性の割合も低く、現状は看過できる状況ではない。そこで、女性が意思決定場面に係ることが低い要因の解明と、この状況を突破した先進事例の分析を通じて、今後の八幡平市の男女共同参画の推進に資する知見を獲得する。
② 実施方法・取組みの概要
第1に、男女共同参画に関する全般的な状況や地域特性を把握するため、八幡平市民を対象に質問紙によるアンケートを実施する。第2に、女性役員や管理職の登用状況を把握するため、市内民間企業や地域団体へ質問紙によるアンケートを実施する。第3に、女性の登用面で先進的な市内企業の経営層へインタビュー調査を実施する。第4に、意識の醸成や気づきの観点から、女性役員の登用が少ない地域住民団体を対象にグループワークを行う。以上を通じて、男女共同参画の課題と現状の改革の向けたポイントを明らかにする。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード