平成27年度 地域提案型前期

動物公園から発信する市民や地域との協働による都市形成と市民活力の向上

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RN-07

総合政策学部 教授 倉原宗孝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡市動物公園 盛岡市動物公園
動物公園公社
盛岡市公園みどり課
盛岡市公園みどり課
園長
主査
主査
主査
辻本恒徳
川村弘樹
藤根卓夫
長澤幸多
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
研究フィールド 盛岡市、盛岡広域、岩手県 研究協力者 盛岡商工会議所及び市内各商店街、動物公園友の会及び昨年WS参加者有志

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
動物公園は開園から四半世紀が経ち、来園者数の減少傾向が改善されないまま推移していること、厳しい財政状況において動物公園事業の負担が増大していることが、将来に向けた再生活性化事業における大きな課題となっている。また主要公共施設である動物園を市民にとって有効な都市施設として機能・活用していくことが全国的課題となっており、自然・動物との関わりが色濃い盛岡において特に注目されている。
② 実施方法・取組みの概要
これら課題解決のため、動物公園の新たな魅力をアピールし、来園者の増加と増収による運営改善を図り、公共施設としての機能を高める方策について調査研究する必要がある。この新たな魅力を利用者のニーズとして把握し、さらに地域(=市民)や外部(企業やNPO団体など)との協働による新たな事業展開の方法を開発するため、今年度は各種ワークショップ開催のほか、地域における「街中動物園(出前動物園)」等市内に効果を及ぼす活動を開催する。この中で、より多くの対象と意見交換するとともに、新たな視点での事業展開の方法と効果や問題点等について評価検討する。

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