平成27年度 地域提案型前期

岩手県立図書館震災関連資料デジタルアーカイブズの利活用のあり方に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RN-05

ソフトウェア情報学部 講師 富澤浩樹
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県立図書館 ソフトウェア情報学部
岩手県立図書館
岩手県立図書館
教授
主査
指定管理者総務部長
阿部昭博
伊東清勝
安保和徳
研究区分震災復興 研究分野暮らし分野
研究フィールド 岩手県内(岩手県立図書館,沿岸地域) 研究協力者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
東日本大震災の被害状況・救援活動・復興などに関する震災関連資料(以下、資料)は,その記憶を風化させることなく後世に引き継ぐために重要な役割を果たすと考えられている.そこで我々は,平成26年度地域協働研究(地域提案型)前期「岩手県立図書館震災関連資料デジタルアーカイブズとその利活用に関する基礎研究」において,資料の利活用を継続的に促すことを目的としたデジタルアーカイブシステムについて検討を重ね,研究開発した試作システムを用いてその基礎部分の有用性について確認した.本研究では,昨年の成果を踏まえた上で,試作システムを用いた資料の利活用を具体的に想定し,その妥当性及び有用性について評価するとともに,そのあり方について検討することが目的である.
② 実施方法・取組みの概要
本プロジェクトでは,昨年度に開発された試作システムを用いて,その実現可能性と有用性を評価する.岩手県立大学は,資料の利活用場面を想定したワークショップや現地調査を試験的に実施し,ICT環境の評価及び改善を行う.岩手県立図書館職員は,業務知識の提供,知りえた関連情報の提供,試作システムの評価等に協力する.

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