平成26年度 地域提案型後期

地産品へのジオストーリー付加による新たなジオパークプロモーション手法の開発

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RL-03

総合政策学部 教授 伊藤英之
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
三陸ジオパーク推進協議会 地域連携本部
三陸ジオパーク推進協議会
三陸ジオパーク推進協議会
客員教授
事務局次長
ジオパーク推進員
杉本伸一
下向武文
関博充
研究区分震災復興 研究分野社会・生活基盤分野
研究フィールド 洋野町,久慈市,野田村,普代村,田野畑村,岩泉町,宮古市,山田町,大槌町,釜石市,大船渡市,住田町,陸前高田市(三陸ジオパークエリアのうち岩手県全域) 研究協力者 宮古市長・山本正徳,岩泉町商工観光課,泉金酒造株式会社,釜石市商工観光課,株式会社浜千鳥,宮古市商工会議所,株式会社菱屋酒造店,他沿岸部の蔵元数社

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
ジオパーク先進地域では,料理や土産品等の地域資源に地質学的解釈を付加した商品開発が積極的に実施されている.地域住民の所得向上に直接的に寄与している例もあり,地域住民がジオパークに係わるきっかけにもなっている.
本研究では,三陸沿岸地域の地産品の中から,「日本酒(地酒)」をテーマとしたジオストーリーの作成を科学的・地質学的根拠を踏まえながら行うとともに,プロモーション手法についての検討を行う.
② 実施方法・取組みの概要
三陸ジオパークエリアのうち、岩手県エリアに存在する5つの酒蔵を対象として,ヒアリングを行うとともに,地質情報(主として地質分布と地下水化学組成分布)に着目し,地酒の味成分と地質との関係を考察する.
上記データを総合的に勘案し,地酒製造に見合ったジオストーリーの作成と,そのプロモーションについて各市町村の商工会議所等を通して検討を行うと共に,実践を行う.

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード