平成26年度 地域提案型前期

森・川・海の一体的な管理による久慈湾の水質保全に向けた取組 -負荷源の明確化を主題として-

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RJ-04

総合政策学部 准教授 辻盛生
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県県北広域振興局保健福祉環境部 県北広域振興局保健福祉環境部 技術主幹兼環境衛生課長 立花一
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 久慈市等 研究協力者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
久慈湾では、CODに係る環境基準超過が過去11年で7度もあり、改善の兆しが見えない状況である。これに対し、森林関係者から漁業関係者までが一堂に会する産官民連携組織である流域協議会における取組み内容の重点化を図り、久慈湾のCOD環境基準達成率100%を目指そうとするもの。
② 実施方法・取組みの概要
海域のCOD起源について、湾に直接流入する河川や排水量の多い施設(下水処理施設、し尿処理施設)からの各水質項目の負荷量の傾向を昨年度明らかにした。今年度は、各河川における水源域からの負荷量と、農地、都市部からの負荷量を、水質の実測データ及び統計資料を用いて各負荷源からの寄与率の解明を試みる。

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