平成26年度 教員提案型後期

看護職や看護学生によるレジリエンスを活用した被災者の長期的健康支援の活動モデルの開発

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RK-02

看護学部 准教授 井上都之
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
教員提案型の場合
提案団体はありません
看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
講師
助教
助教
准教授
三浦奈都子
及川正広
鈴木美代子
高橋有里
研究区分震災復興 研究分野暮らし分野
研究フィールド 宮古市 山田町 大槌町 研究協力者 尾無徹(山田町保健師) 高岩奈津美(東北大学大学院,元宮古市保健師) 井田愛美(大槌町保健師) カッキー’sメンバー(看護学部学生) 塚本尚子(上智大学大学院) 石川利江(桜美林大学大学院)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
東日本大震災においては仮設住宅生活が長期化している事を中心として被災者の生活には様々な面で長期的な負担がかかっている.その中で,心身の健康を維持するための健康習慣を維持,回復あるいは確立する事が困難な住民は多数存在しており,特に男性はサポートを受容しづらい特性を持っていることからその支援に向けた効果的な取り組みが必要になる.したがって,特に被災者の性別に焦点を当てて被災地の住民の健康習慣の確立のサポートを課題とする.
② 実施方法・取組みの概要
研究フィールドの市町村において,仮設住宅住民および被災をした非仮設住宅住民の中から健康習慣の維持,回復あるいは確立してゆく事に困難感を持ちかつより良い健康習慣獲得への希望を持つ被災者を募集し,看護職と看護学生がそれぞれ看護学の知識に加えて,健康心理学的な技法を用いて,被災者自身のレジリエンスを活用した支援を行い,評価する事によりサポートモデルの開発をおこなう.

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード