平成26年度 教員提案型前期

岩手県内の模擬患者活用教育の充実と模擬患者養成に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RI-09

看護学部 准教授 井上都之
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
教員提案型の場合
提案団体はありません
看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
講師
助教
准教授
助教
准教授
教授
三浦奈都子
鈴木美代子
高橋有里
及川正広
平野昭彦
菊池和子
研究区分一般課題 研究分野医療・看護・福祉
研究フィールド 盛岡市および滝沢市 研究協力者 岩手県医師支援推進室 主任 長倉学、聖隷クリストファー大学SP研究会 准教授 篠崎恵美子、名古屋大学SP研究会 岩倉加代子

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
岩手医科大学,岩手県医師支援推進室などで模擬患者を活用した教育が行われ始めたが,模擬患者は,臨床看護師や劇団メンバーなどを一時的に活用したものが多く,本学看護学部のように地域住民を専門に養成し,積極的に活用する手法はとられておらず,患者の目線での意見が十分反映されているとは言えない.一方,我々は看護基礎教育において,地域住民を継続的に養成し模擬患者活用教育を実施してきた経緯がある.そこで,その経験とリソースを活かし,医師,薬剤師,臨床検査技師といった医療職全般に質の高い模擬患者活用教育実施するための基盤作りを行う.
② 実施方法・取組みの概要
今年度は,岩手県内の研修医70名の客観的臨床能力試験に対応できる地域住民ボランティア模擬患者を30名程度養成し,実際に活用してその評価を行う.
そのために昨年度の研修医の客観的臨床能力試験の分析,その中に地域住民模擬患者を活用するための講習計画の立案,実施と評価を行う.更に,実際に研修医の客観的臨床能力試験の模擬患者を実施してもらい,その評価を行う.

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