平成26年度 教員提案型前期

地域密着型サービスにおける医療的ケアのニーズとシーズの明確化

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RI-08

看護学部 講師 千田睦美
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
教員提案型の場合
提案団体はありません
看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
講師
講師
助教
非常勤助手
大学院生
小嶋美沙子
渡辺幸枝
藤澤由香
畠山洋子
佐藤淳子
研究区分一般課題 研究分野医療・看護・福祉
研究フィールド 盛岡、岩手中部・胆江・両磐、気仙・釜石・宮古、久慈・二戸 研究協力者 NPO法人いわての保健福祉支援研究会・理事長・冨手正義

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
広大な面積を誇る岩手県は、地域ごとに保健・医療・福祉サービスの数や質にばらつきがある。地域密着型サービス事業所で高齢者ケアを行う看護師は、利用者の重度化に伴い医療的な判断を迫られることも多いが、小規模な事業所ほど看護師の数は少なく、様々な課題を抱えており、疲弊していると推察される。そこで、地域密着型サービスの一つである小規模多機能型居宅介護事業所に焦点を当て、事業所に勤務する看護師からみた利用者の医療的ケアのニーズと提供できるケアの実際としてのシーズについて分析し、明確化することを目的とし研究を行う。
② 実施方法・取組みの概要
岩手県の9つの二次保健医療圏をもとに4地域(盛岡、岩手中部・胆江・両磐、気仙・釜石・宮古、久慈・二戸)に分け、地域にある事業所に勤務する看護師に、インタビューガイドを用いて、半構造化面接調査を実施する。面接で得られたデータから逐語録を作成し、コード化して類似している内容を共通性に沿ってカテゴリ化し、地域特性も合わせて課題を明確にする。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ