平成26年度 教員提案型前期

岩手県における難病患者の防災に対する意識向上の方法の検討

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RI-05

看護学部 助手 藤村史穂子
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
教員提案型の場合
提案団体はありません
看護学部 助手 蘇武彩加
研究区分震災復興 研究分野社会・生活基盤分野
研究フィールド 岩手県内全域 研究協力者 溝口功一氏(国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター副院長)、千田圭二氏(国立病院機構岩手病院副院長)、千葉健一氏(岩手県難病・疾病団体連絡協議会代表理事、岩手県ベーチェット病友の会)、矢羽々京子氏(岩手県難病相談・支援センター難病相談支援員、岩手県難病連副代表理事、日本てんかん協会岩手県支部)、根田豊子氏(岩手県難病相談・支援センター難病相談支援員)、野原正平氏(静岡県難病連相談役)、岩手県保健福祉部健康国保課

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
難病患者の生活実態や東日本大震災時の状況は調査の必要性が言われながら把握不十分であった。そこで平成23年度及び25年度に岩手県難病・疾病団体連絡協議会と協働で、難病患者に対してアンケート調査を実施し、生活や災害時の課題を明確化した。しかし各種制度や災害に対する備えの知識不足などが見出されたため、難病患者が具体的に自らの今後の防災対策が考えられる一助となるよう、広く周知する方法を検討するものである。
② 実施方法・取組みの概要
平成25年度に実施した調査結果を、岩手県内の特定疾患医療費受給者に対して効果的に還元・意識啓発の機会となる手法について、他県での取り組み状況を参考にしたり、全国の動向を加味しながら、周知媒体を作成し、県内各地で結果の周知を行いながら、防災に対する意識向上を図り、防災に対する備えと行動につながるよう支援する。

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