令和8年度 地域協働研究(ステージⅠ本格型)

幼児の探究活動はどのような保育観や子ども観を形成するか―園の保育者と保育者養成課程の学生による実践づくりを例に

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R08-Ⅰ-13

社会福祉学部 講師 若林陽子
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
社会福祉法人プレイズザロード 社会福祉学部
ハレルヤ保育園
助教
園長
下平なをみ
森田恵
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
研究フィールド 滝沢市 研究協力者 東京大学大学院教育学研究科発達保育実践政策学センター(CEDEP)協力アーティスト)・ひぐちけえこ、南山大学人文学部心理人間学科・教授・髙橋亜希子

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

保育者と保育学生による幼児の探究活動の実践づくりを通じて、探究活動はどのような保育観や子ども観を生み出すかを明らかにする。岩手県では管見の限り保育での探究活動の実践例はないが、保幼小連携が進められているいま、人間の学びを連続的にとらえることのできる探究という考え方はこれからの岩手の保育にとってキーになると考えられる。

しかし、探究という概念を学ぶ機会が小学校以上に保育で不足している。学校教育では探究が教育課程に位置づいているためである。そして、実践をデザインし実施し振り返るのに必要な保育者の人数が、探究について時間をかけて学ぶことがまだ難しい現場において園の保育者だけでは足りていない。

 

② 実施方法・取組みの概要

保育の探究活動を実施するための時間・環境・人材不足を解消させるために、地域の大学における保育者養成教育は重要な場を提供する。保育学生は今後保育に関わるという意味で広義には保育者であり、また、保育の実践現場も大学教員や学生という大学の資源を活用することで新たな保育への挑戦を自然に日頃の業務のなかに組み込むことができると考えられるためである。

具体的には、保育者養成教育の演習授業のなかで、保育学生と地域の保育者がともに保育の探究活動づくりの理論を学び、実際に保育園で活動を行う。そして活動の振り返りを通して保育学生と保育者の子ども観や保育観のなかに探究の理念がどのように埋め込まれ得るのかを検討する。