令和8年度 地域協働研究(ステージⅠ本格型)

ドライブレコーダービッグデータを活用した道路インフラ保全システムの開発

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R08-Ⅰ-10

ソフトウェア情報学部 教授 プリマ・オキ・ディッキ・アルディアンシャー
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
矢巾町 矢巾町総務課 主任主事 熊谷早葉良
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
研究フィールド 矢巾町 研究協力者 特になし

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

岩手県では.高度経済成長期に整備された道路インフラの老朽化が進行しており.特に積雪寒冷地特有の凍結融解作用によりポットホールやひび割れ等の路面損傷が急速に発生・拡大している.一方.従来の目視中心の巡回点検では広域道路網を効率的に把握することが困難であり.損傷の早期発見の遅れが事故リスクの増大や補修費用の増加を招いている.限られた人員と財源の中で持続可能な道路維持管理を実現するため.広域かつ高頻度に道路状態を把握できるデータ駆動型の保全手法の確立が求められている.

 

② 実施方法・取組みの概要

大規模公開路面損傷データセットを基盤に検知モデルを構築し.矢巾町の自治体公用車や物流車両に搭載されたドライブレコーダー映像および加速度・Gセンサデータを用いてモデルを高度化する.映像と車両挙動を統合解析することで,小規模ポットホールや微細ひび割れ等の小損傷を高精度に自動検出する.検出結果は位置情報と連動して地図上に可視化し,損傷の分布を把握する.さらに損傷規模に基づく緊急度評価と補修優先順位付けを行い,道路維持管理を支援する統合システムを提案し,社会実装に向けた運用指針を示す.