令和8年度 地域協働研究(ステージⅠ育成型)

洋野町大野地区における持続可能な夏祭りの運営に関する課題の可視化

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R08-N-02

高等教育推進センター 教授 劉文静
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
洋野町 洋野町地域振興課 課長 佐々木高信
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 洋野町 研究協力者 総合政策学部・准教授・平井勇介

① 解決を目指す課題

 伝統ある洋野町大野地区の夏祭りは、参加人数の減少により存続の危機に瀕している。現在、要因が未解明なまま、運営についての模索が続いている状態である。本研究では、持続的運営を可能とするため、以下の3点を解決すべき課題とし、将来的な政策決定の基礎的知見を提示する。

 歴史的規範:伝統の変遷が整理されておらず、改編時に「守るべき本質」を判断する学術的根拠が不足している。

 役割分担:政教分離に配慮した地域・実行委員会・行政の現代的役割が未解明であり、責任ある主体再構築の妨げとなっている。

 客観的エビデンス:先進事例の成功要因の比較分析がなされておらず、住民間の合意形成に資する運営指針が策定できていない。

 

② 実施方法・取組みの概要

 文献調査による歴史的資料の収集と、地域組織へのインタビュー調査を軸に実施することで、多角的なデータから持続可能な運営指針を導き出す。

 大野地区における実態調査と構造化:祭事資料の整理と実行委員会・神社・参加団体・行政へのインタビューを通じ、運営体制の変遷と現状課題を体系化する。

 住民アンケートによる定量分析:地域住民への意識調査を行い、開催状況の満足度、開催日変更への意識、参加実態などを把握する。

 先進事例との比較分析:成功事例を調査し、運営や集客に関係する要因、および行政の関与度を比較検証する。候補地は比較的近隣の八戸および久慈である(より類似性が高い事例が判明した場合は追加する)。