平成25年度 地域提案型後期

高齢者生活支援型コミュニティづくり-川前地区における持続可能な取り組み方策の検討

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RH-08

社会福祉学部 教授 小川晃子
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
川前地区高齢者支援連絡会 地域連携室
川前地区高齢者支援連絡会
臨時職員
代表
三森真由美
酒井和雄
研究区分 研究分野
研究フィールド 滝沢村川前地区 研究協力者 滝沢村社会福祉協議会 柳田好宏、川前自治会 会長 川村尚雄、滝沢駅前安心・安全の会 事務局長 留場茂、川前地区老人クラブ会長・民生委員 東根弘子、(有)ケアサービスまごのて 代表取締役 久保忍、ローソン滝沢駅前店 経営者 工藤康夫、他連絡会メンバー

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
川前地区では、県立大学開学以来、地域住民と学生が交流し、地域づくりを進めてきている。平成24年度からは「ICTを活用した生活支援型コミュニティづくり」プロジェクト(代表小川晃子)が事務局となり、川前地区の自治会・民生委員・学生ボランティア等とともに、連絡会を立ち上げた。連絡会では、雪かきや買い物などの支援サービスを高齢者にしらせ、高齢者のニーズとサービスをマッチングする取り組みも始めている。このプロジェクトは平成25年9月で完了するが、今後高齢化が進む川前地区において、コミュニティで生活支援をしていくための課題はまだ多く残されており、本研究ではこれを地域住民とともに検証することを目的としている。
② 実施方法・取組みの概要
「ICTを活用した生活支援型コミュニティづくり」プロジェクトでは、岩手県立大学が構築した高齢者安否確認システムである「おげんき発信」の川前地区の利用者(約25名)の安否を確認する「みまもりセンター」をこの2年間実施してきた。本研究では、これを引き続き実施することで、地区内の独居高齢者等が「5.頼みたい」ボタンで発信する生活支援ニーズを把握し、川前地区の生活支援策と結び付ける取り組みを継続して行う。
また、1月に1回、連絡会の会議を開催し、地区内の高齢者の生活支援ニーズに応じた解決策を検討し、新たな問題解決に向けてアクションリサーチを行う。

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