平成25年度 地域提案型後期

近代ニュータウンの再生と魅力作りに向けた地域の事業を活かすための調査と実践 -松園地区(住居専用区域)における事業活動の方向性-

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RH-09

総合政策学部 教授 倉原宗孝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
松園商工会 松園商工会
松園商工会
盛岡市商工観光部商工課
盛岡市都市整備部都市計画課
盛岡市商工会議所
㈱松園新聞社
会長
事務局長
商業係主査
土地利用計画係長
産業振興部主任
代表取締役・編集長
鈴木俊祐
阿部隆
山本実
清水治
工藤進作
大村尚視
研究区分 研究分野
研究フィールド 盛岡市松園地区(松園ニュータウン、サンタウン松園、小鳥沢パークタウン等) 研究協力者 盛岡市商工会議所産業振興部、盛岡市商店連合会

岩手県として著名なニュータウンである松園地区は、創成期から約40年余を経過した現在、「高齢化社会の進展」「世代交代の進展に伴う土地離れ」「空き家対策」等の課題の中で、松園地区は自治協議会組織を中心に住民のコミュニティ活動が活発な地区として注目されている。こうした活動の当該地区住環境の再創造に向かわせることは地区住民・関係者はもとより盛岡市において重要課題である。また全国ニュータウン政策が問題視される中で、本研究は都市近郊大規模団地の新しい形態の変容の過程と捉えるインセンティブが高く、事業者の実態解明(職住及び雇用環境)と同地区空き家活用等の解決を図る為の知見を得る。
本件課題に関しては、地道な現地に密着した商工会等を中心とするグループの活動と、盛岡市などの行政機関が保有するデータとの照合・分析が必要となる。このため、活動を随時点検して所要の機関団体を共同研究に参画させることを十分考慮していく。その上で、松園地区の事業所の存在や若者回帰の有無を把握するため、ア)松園地区の事業所就業人口、職住環境及び雇用形態の実態、イ)災害や事件・事故発生率、ウ)居住者の経済基盤(生活程度)、エ)地域コミュニケーションのあり方、について事業所アンケート調査、住民のサンプル調査等を実施する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ