令和7年度 地域協働研究(ステージⅠ育成型)

ICTを活用した小中学生に向けた文化財周知のための基礎検討

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R07-N-07

ソフトウェア情報学部 准教授 富澤浩樹
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
山田町教育委員会 山田町教育委員会
山田町教育委員会
係長
主任
福士幸枝
笹原祐起
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
研究フィールド 山田町 研究協力者 山田町文化財保護審議会、山田町内小中学校(主な対象:小学3年生~中学2年生)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
    文化財は町の歴史や先人の知恵を知る貴重な財産である.しかし,文化財の知名 度・認知度は低い状況で,特に小中学生は文化財について学ぶ機会が少ないことが課 題となっている.また,その周知に苦慮している状況である.学校向けの文化財の周 知は,夏休み期間に行われる新任職員研修会の一講座で行われているものの,地域や 学校からの出前講座や文化財貸出しの要望は少ない.一方,学校の授業時間とカリキ ュラムが決まっている中で周知のための時間確保は難しい状況である.

② 実施方法・取組みの概要
     文化財について堅苦しく思われず手軽に学んでもらう方法として,学習アプリが有 用と考えられる.本研究では,関連研究・関連事例の調査,小中学生に向けたアンケ ート調査,利用場面の検討,文化財のリストアップ,リストアップされた文化財のデ ータ化・メタデータの検討,以上を踏まえた小中学生向けの学習教材アプリのシステ ムデザインを行う.