平成25年度 地域提案型前期

被災地の復興まちづくりにおけるユニバーサルデザインの実践について

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RF-10

社会福祉学部 教授 狩野徹
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県保健福祉部地域福祉課 岩手県地域福祉課
岩手県地域福祉課
総括課長
主事
齊藤明彦
中村公一
研究区分 研究分野
研究フィールド 久慈市、野田村、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市 研究協力者

①県の復興計画には、「ユニバーサルデザイン(以下UD)の導入」が記されているが、平成24年度に調査した結果では、「UDの導入」の重要性は認識しつつも、その元になる「条例」担当者にUDの経験者や有識者が少ない実態が明らかになった。復興計画が具体的なものになりつつある現在、UDの導入に対する課題を整理し、UDを取り入れた復興へ向けた新しいまちづくり実現への支援を行う。
②24年度の調査結果を踏まえ、本年度の本研究の目標は、まず、各自治体や計画において抱えているUDの実現への助言、提言を行っていく。次に、復興全体の担当部署と、住宅、公共施設、道路等整備、交通計画などが連続的に面的な整備されるように調整をしていく。また、県が各地域において育成してきたUD推進のリーダー的人材により各計画の推進の際の協力を得るネットワークの構築を図る。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ