平成25年度 地域提案型前期

続・歴史に学ぶ「女性と復興」〜昭和三陸大津波と家族、共同体〜

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RF-11

宮古短期大学部 教授 植田眞弘
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手女性史を紡ぐ会 岩手女性史を紡ぐ会 代表
会員
会員
会員
会員
星エツ子
植田朱美
長谷川美智子
柴田温子
伊藤エミ子 ほか
研究区分 研究分野
研究フィールド 宮古市、山田町、大槌町、釜石市、盛岡市 研究協力者 お茶の水女子大学大学院・柳原恵、ウィメンズカウンセリング富山・椚座久子

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
昨年度の協働研究において、「昭和三陸大津波(1933年3月3日)」前後の沿岸女性の状況を調査研究することにより、当時の漁村における津波の被害と家族・共同体の変容過程を辿る基礎資料を収集した。とくに12人の体験者への聞取りの成果は大きく、今年度はさらにこれを深めて「漁村、漁業、漁家」の女性の被災と復興について研究を深める。大震災と大凶作で激動する1930年代の「岩手女性史」の全体像を農村女性の記録とともに明らかにすることが課題。
② 実施方法・取組みの概要
今年度は、地域を宮古市、山田町、大槌町、釜石市に限定して、すでに何回か訪問した聞取り対象者へのまとめ作業と大槌町と釜石市での新規聞取りを予定。

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