令和7年度 地域協働研究(ステージⅠ本格型)

盛岡市ヤングケアラーに関する実態調査

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R07-Ⅰ-14

社会福祉学部 准教授 平坂義則
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡市子ども未来部こども家庭センター 社会福祉学部
盛岡市こども家庭センター
盛岡市こども家庭センター
盛岡市こども家庭センター
盛岡市こども家庭センター
盛岡市こども家庭センター
講師
所長
副所長兼統括支援員
副主幹
主査
主査
山本操里
麻生祥之
山岸公美
鈴木佳子
金田樹明
山本実
研究区分一般課題 研究分野well-being
SDGs
  • 1:貧困をなくそう
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 10:人や国の不平等をなくそう
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 沖縄大学人文学部・名城健二(予定)、盛岡市教育委員会学校教育課、盛岡市保健福祉部地域福祉課

①解決を目指す課題(何を解決するのか)
・盛岡市内に一定数ヤングケアラーが存在していることは確かであるが、相談や支援につながるケースは一部に留まっている。また、ヤングケアラーを主訴としての相談は稀であり、他の主訴による相談(調査)の中でヤングケアラーが認知されることが主である。早期発見が難しい背景には、①ヤングケアラー自身や家族が抱える日常化や無自覚、②所属機関や関係者等(以下、関係者等という)においてもヤングケアラーに関する理解が進んでいないことも一因となっている。
・ヤングケアラーの児童生徒については、家庭内に組み込まれてしまっていることから、理解を促しつつも個別性を重視した、より具体的な実態調査が必要である。

②実施方法・取組みの概要
・盛岡市内のヤングケアラーの実態を把握し、早期発見、早期対応を図るために「盛岡市ヤングケアラーに関する実態調査」を、児童生徒及び関係者に対して実施することで、ニーズを把握し、支援上の課題を明らかにする。
・盛岡市内小中学校の児童生徒を対象としたアンケートによる調査
・盛岡市内の関係者等に対するグループ・インタビュー調査の実施
・盛岡市内の小中学校を担当するスクールソーシャルワーカー(以下「SSW」)及びスクールカウンセラー(以下、「SC」)を対象としたグループ・インタビュー調査
・既存支援策の評価・他自治体との比較分析を行う。