令和7年度 地域協働研究(ステージⅠ本格型)

県南地域における関係人口の関わりの度合いに応じた人口減少対策の推進について

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R07-Ⅰ-08

総合政策学部 教授 堀篭義裕
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県 岩手県県南広域振興局経営企画部
岩手県県南広域振興局経営企画部
岩手県県南広域振興局経営企画部
岩手県県南広域振興局経営企画部
部長
特命課長
主事
主事
山本卓美
石川恭也
舟坂優莉
市村壮志
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 花巻市、北上市、遠野市、一関市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町 研究協力者 管内8市町(花巻市、北上市、遠野市、一関市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町) 県南局が実施する関係人口創出事業関係者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
 当振興局では、令和4年度地域協働研究で当地域の人口流入・流出の要因分析で明らかになった「若年層の仙台圏への転出傾向が顕著である」という地域特性を踏まえ、仙台圏の若者を対象とした関係人口創出に取り組んでいるところ。
 令和6年度地域協働研究では、関係人口と地域との「関わりの度合い」に応じた事業展開により、関係人口の地域への関心を高め、移住・定住につながる可能性が明らかになった。
 一方、当地域で実施している事業の関係人口の「関わりの度合い」に応じた事業整理及び具体的かつ効果的な事業展開については明らかにできなかったことから、地域内の取組を整理・モデル化することで地域での実装につなげていく必要がある。

② 実施方法・取組みの概要
 ア.関係人口事業における「地域への関心の高まり」を促進する要因を明らかにするため、管内市町や当局で実施している事業の目的・成果等の調査・分析を行う。
 イ.アの分析に基づき、県南地域における関係人口事業の「地域への関わりの度合い」に応じた分類・整理、先進事例との比較により、地域の特色を生かした市町単位で実施する事業及び県が実施する事業のモデル化を行う
 ウ.ア~イを踏まえ当地域の特色を生かした効果的な関係人口事業のモデルを明らかにし、「県南地域における関係人口の地域への関わりの度合いに応じた人口減少対策」に対する提言及び事業立案に対する助言を行う。