令和6年度 地域協働研究(ステージⅡ)
久慈地下水族科学館(通称「もぐらんぴあ」)の魅力化促進及び誘客策の実装― 来館者の特性に応じた能動的なアプローチ ―
| 研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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R06-Ⅱ-03 |
総合政策学部 | 准教授 | 三好純矢 | |
| 共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
| 有限会社あくあぷらんつ |
㈲あくあぷらんつ |
学芸員 |
宇部匠海 |
| 研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 |
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| SDGs |
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| 研究フィールド | 久慈市 | 研究協力者 | 久慈市産業経済部商工観光課、道の駅いわて北三陸 |
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① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」は東日本大震災により被災したが、平成28年度に営業再開した。入館者数は、平成28年度が約108千人であったが、平成29年度以降減少が続いている。一方、三陸沿岸道路の全線開通により、僅少であった沿岸地域在住者の入館も確認されている。また、R5年度には広域道の駅いわて北三陸がオープンしたことや、アフターコロナが誘客の追い風となっている。このような状況の中、本研究では、R4年度・R5年度地域協働研究に取り組んだ成果に基づき、誘客策の実装へと展開することで、「もぐらんぴあには他にない魅力的な要素が多い一方、来館者や地域の人々に整理して伝えきれていない」という課題の解決を目指す。 ② 実施方法・取組みの概要 R4年度地域協働研究では、もぐらんぴあの魅力の整理に取り組んできた。その一環として、来館者へのアンケート調査の定量分析を中心に、もぐらんぴあの魅力や来館者のニーズが具体化してきたといえる。それに基づきインタビュー調査にも取り組んだが、R5年度は、そのニーズをさらに定性的に具体化しながら誘客策のブラッシュアップ行っている。その結果、近隣地域から何度も来館するリピーターと、地域外からの新規の来館者とでは、感じる魅力が異なることが明らかになってきた。 それらの研究成果を踏まえて、地域の多様な主体と連携しながら誘客のための展示や情報発信のアプローチを実装することが、本申請における取り組みである。 |
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