令和6年度 地域協働研究(ステージⅠ)
大卒人材と八幡平市企業求人マッチングによる企業成長の可能性と人口減少対策
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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R06-Ⅰ-20 |
総合政策学部 | 教授 | 近藤信一 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
八幡平市 | 八幡平市まちづくり推進課定住促進係 |
課長補佐兼係長 |
遠藤由美子 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 |
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SDGs |
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研究フィールド | 八幡平市 | 研究協力者 | なし |
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① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 現在約24,000人の八幡平市人口は、R5年社人研推計によると2050年に11,349人になると示されており、急激な人口減少が市政に大きな影響を与えることとなる。このため、人口が集中している都市部から八幡平市への移住者を増加させ、緩やかな人口減少下での市政運営を図っていく必要がある。そこで、都市部で活躍する人材を地元企業で活かすことができれば、将来的な企業成長や急激な人口減少の抑制につながると考え、八幡平市では都市部からの移住・就職にインセンティブを与える施策検討を進めてきたところだが、地元企業の求人ニーズや事業展望を把握できていないため、移住検討者と地元企業とのマッチングが困難で、効果的な施策を見いだせていない状況にある。 ② 実施方法・取組みの概要 都市部から八幡平市への移住検討に際し、それまで培ってきたスキル・経験を活かせる仕事が少ないことを理由に移住を断念するケースが後を絶たない。一方で、地元企業は人材不足が深刻化し、今後事業の硬直化や撤退が懸念される。そこで、地元企業へのアンケートやヒアリングを行い、事業計画や将来展望を基に人口減少下における大卒人材を活用した事業展開可能な企業を把握する。また、地元から都市部へ就職した学生及び地元に就職をした学生にアンケートやヒアリングを実施することで、八幡平市における地元企業と大卒者の求人ミスマッチ要因や改善策を探る。 |