令和6年度 地域協働研究(ステージⅠ)
生成AIの活用による岩手県立水産科学館の魅力向上アプローチの開発
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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R06-Ⅰ-16 |
ソフトウェア情報学部 | 教授 | 蔡大維 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
岩手県立水産科学館 |
岩手県立水産科学館 ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学部 |
館長 修士1年 学部4年 |
佐々木良幸 ARIFIN RIMON 鈴木聖矢 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 |
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SDGs |
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研究フィールド | 宮古市 | 研究協力者 | 独立行政法人国立科学博物館 |
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①解決を目指す課題(何を解決するのか) 岩手県立水産科学館は、浄土ヶ浜の隣に位置し、県内初の水産業に特化した科学館である。宮古地域にあり、国内外の観光客には三陸地域の水産歴史や文化の価値、自然の魅力を伝える重要な県立観光教育施設となっている。現在大変期待されているインバウンド消費の拡大に備えて、館内の案内サービスの強化や魅力的なイベントの開催が有力な方向になる。外国人観光客の様々な人種と嗜好ニーズに対応するガイドやクイズを通じて、充実的な見学体験を提供し、施設の財政制約と人手不足の課題に対処するために、生成AIを活用してガイドやクイズコンテンツの作成を自動化し、省力化することで観光スポットとしての魅力向上を目指す。 ②実施方法・取組みの概要 本研究では、岩手県立水産科学館との協働研究において、生成AIを活用して案内サービス向けのガイドとクイズのコンテンツデータを自動作成する可能性とその効果を明らかにする。言語や嗜好等に対応した効率的なガイドやクイズのコンテンツ作成手法を確立し、生成AIが生成した情報の応用を明示し、既存のガイドシステムとの連携仕組みを開発する。最新の生成AI技術であるGPTsを用いたガイド端末向けのコンテンツデータ自動作成のアプローチを確立し、インバウンド需要に応じた魅力的なコンテンツを提供する。大手旅行代理店と連携し、クルーズ船や団体観光客向けの見学プロジェクトを展開して、水産科学館の観光魅力を高め、利用増加を促進する。 |