令和6年度 地域協働研究(ステージⅠ)

ガイドシステムの周遊ログによる来訪者調査手法の活用に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R06-Ⅰ-09

ソフトウェア情報学部 教授 阿部昭博
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
平泉町 平泉町観光商工課 主査 千葉武裕
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 平泉町、一関市、奥州市 研究協力者 一般社団法人平泉観光協会、世界遺産連携推進実行委員会、一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO、岩手県立平泉世界遺産ガイダンスセンター、宗教法人中尊寺、宗教法人毛越寺、㈱ノーザンシステムサービス、いわて観光情報学研究会

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

本町を訪れる観光客の多くは「通過型観光」が占める中、地域経済への波及効果を増大させるためには、観光関係団体・企業のみならず、あらゆる主体との連携によって、体験・交流・回遊による「滞在型観光」への転換を推進し、新たな観光コンテンツの創出と情報発信が必要となっている。そこで、デジタル化の進展も踏まえ、広域観光連携事業で取り組む一関市や奥州市も含め、デジタルデバイス等を活用しながら恒常的に観光客の動態データ収集できる仕組みの導入とその効果的な活用が課題となっている。

② 実施方法・取組みの概要

平泉町と本学が令和4~5年度に実施した来訪者調査手法に関する地域協働研究成果を踏まえ、町内のみならず広域周遊も含めた実態把握と様々な分析を可能とするガイドシステムとして運用し、スマートフォンによる周遊ログを用いたデジタル来訪者調査手法の活用に取り組む。