令和6年度 地域協働研究(ステージⅠ)

介護予防の意識向上を目指した個別プログラムの構築

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R06-Ⅰ-06

看護学部 准教授 馬林幸枝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
有限会社ホームセンター仙台 看護学部
看護学部
看護学部
看護学部
㈲ホームセンター仙台
教授
准教授
助教
非常勤助手
代表取締役社長
千田睦美
小嶋美沙子
鈴木睦
福田幸子
米内松司
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 2:飢餓をゼロに
  • 3:すべての人に健康と福祉を
研究フィールド 久慈市 研究協力者 機能訓練型デイサービスカローレの利用者、認知症対応型デイサービス暖家の利用者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

岩手県内の中でも県北地域は、広大な面積を有するにもかかわらず介護保険サービスが少ない現状にある。平均寿命が男女共に80歳を超えており、老年期をいかに健康に過ごすのかが地域の大きな課題となっている。限られた資源を有効に活用し、高齢者自身が介護予防の意識を高く持ち続けるためには、自主性と主体性を支え、継続可能なプロトコルの検討を行う必要がある。

本研究は、県北地域に普及可能な個別プログラム構築と評価することを目指す。令和元年より協働研究に取り組んでいる協働実施施設の利用者を対象として、個別プログラムを構築することを目的とする。

② 実施方法・取組みの概要

1.研究者及び協働実施施設間で、協働研究施設で令和元年から継続して実施している個別運動プログラム内容の評価・検討を行う。

2.令和4年に実施した聞き取り調査結果を基に、個別プログラム提案前に必要となる対象者の背景を理解するための聞き取りシート(以下、個別背景シート)を作成する。

3.介護予防の視点から身体機能測定を実施し、令和元年~令和5年の測定結果と比較分析する。

4. 研究者及び協働実施施設間で、個別背景シートを組み込んだ個別運動プログラムについて検討し、個別プログラム案を作成する。