令和5年度 地域協働研究(ステージⅡ)

DXを活用した県民参加型の自然環境保全活動(海岸漂着物対策をはじめとした環境美化活動等)可視化のためのシステム実装

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R05-Ⅱ-02

ソフトウェア情報学部 講師 富澤浩樹
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県 環境生活部資源循環推進課 主任 佐藤尊秀
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
研究フィールド 岩手県内沿岸及び河川を基本としつつ、市街地を含める 研究協力者 内田尚宏(一社 いわて流域ネットワーキング 代表理事)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

「海洋ごみ問題」の対応に当たって、海洋ごみの分布状況や発生要因を把握することが課題となっており、その手法を検討するため、令和2年度から協働研究を行ってきた。

これまで、県民の協力を得てスマートフォン等の端末を利用してごみの分布状況を報告・集約するツールについて検討し、令和4年度は実装に向けてシステムのフォーマット等の整備を進めてきた結果、概ね実装可能な段階に至ったことから、令和5年度は試行的に実装し、海岸や河川で清掃活動を行う団体など、評価実験を踏まえた改善を行う。令和5年度を始期とする第2期岩手県海岸漂着物対策推進地域計画に掲げる、DXの手法を取り入れた県民参加型の環境美化活動への展開をめざす。

② 実施方法・取組みの概要

本研究では、以下の項目について調査・研究を行う。

1)海岸・河川漂着物の実態調査のためのプラットフォームの開発

2)県民参加を促すための仕掛けづくり

3)海ごみ環境教育等の支援