令和5年度 地域協働研究(ステージⅡ)
奥州市多言語医療支援ポータルサイト構築とその効果評価に関する研究
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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R05-Ⅱ-01 |
社会福祉学部 | 教授 | 細越久美子 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
奥州市 奥州市国際交流協会 奥州市国際交流協会 |
政策企画部未来羅針盤課ILC・多文化共生推進室 事務局 事務局 |
多文化共生推進員 事務局長 職員 |
佐藤由紀子 渡部千春 曽穎 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域マネジメント |
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SDGs |
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研究フィールド | 奥州市 | 研究協力者 | 岩手県医療局、奥州市医療局、岩手県立胆沢病院、奥州保健所、奥州市総合水沢病院、株式会社サステナ |
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① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 奥州市では平成27年度から医療機関への医療通訳派遣を実施している。これまでの研究から、外国人患者や医療従事者のニーズは、①病気・怪我の緊急性・深刻性、②患者の状況(患者の日本語の程度、日本の医療文化への慣れの程度、通訳ができる付添い者の有無)、③医療従事者の多言語対応の可否により異なることがわかっている。医療通訳者、翻訳・通訳機器、電話医療通訳のそれぞれの特徴を患者や医療従事者のニーズとマッチングさせることで、より効果的・効率的な診察・治療が可能となると考える。本研究では、奥州市および県南地域における医療通訳派遣も含めた多言語医療支援情報ポータルサイトを構築し、その評価・検証を行うものである。
② 実施方法・取組みの概要 令和5年度は、奥州市・奥州市国際交流協会・多文化共生研究会で月1回程度ミーティングを開催し、医療翻訳・通訳に関連する情報を収集し、医療従事者、外国人市民、医療通訳ボランティア等に有益かつ利便性の高い情報を選定する。コンテンツやレイアウトを設計し、ポータルサイトを構築する。業者に発注している間、サイト評価のための調査項目をとりまとめる。令和6年度はポータルサイトの運用を開始し、それと同時にサイトの利便性やそこでの通訳・翻訳サービス情報について、医療従事者、外国人市民、医療通訳ボランティア、その他一般市民を対象に、評価調査を実施・分析し、ポータルサイト充実に向けたフィードバックを行う。
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