令和5年度 地域協働研究(ステージⅠ)

地方公務員の働き方と職務の質に関する研究―県内自治体間での比較を基に―

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R05-Ⅰ-24

総合政策学部 准教授 役重眞喜子
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
滝沢市 地域づくり推進課 主査 川嶋陽
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 17:パートナーシップで目標を達成しよう
研究フィールド 滝沢市をはじめとした岩手県内の基礎自治体 研究協力者 いわて総合政策研究会

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

昨今多くの自治体において、休職者や退職者の増加が問題となっている。この一因としては、仕事をめぐる環境の変化による職員の不安やストレスといったことが考えられる。特にも昨今の激しい環境変化の中では、従来問題視されがちであった時間外勤務等に代表される仕事の「量」的な要因よりも、仕事の「質」的な要因もあるものと考えられ、この仮説を検証していくことにより、地方公務員のよりよい仕事環境や自治体の持続可能性等を検討する。

② 実施方法・取組みの概要

実際の自治体職員を対象とし、仕事の質に関する調査と分析を行うことで、仕事をめぐる環境や職員の感じ方等にどのような関係があるのかを明らかにする。

さらにその関係性から、自治体職員の職務に関する質を計測するための適切な手法を検討し、各自治体において適用できるような一般化を目指す。