令和5年度 地域協働研究(ステージⅠ)

各校の特色を生かしたシビックプライドの醸成教育プログラム及びコーディネート機能に関する実践的研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R05-Ⅰ-17

高等教育推進センター 准教授 渡部芳栄
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
盛岡市 都市戦略室 主事 小嶋康之
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 盛岡市 研究協力者 牛崎志緒(富士通Japan株式会社 マネージャー),山本夏翠(富士通Japan株式会社 盛岡市地域おこし協力隊),佐藤智子(富士通Japan株式会社 盛岡市地域おこし協力隊),山崎智樹(SoRa Stars株式会社 代表取締役),清水真介(合同会社ホームシックデザイン 代表社員),赤前大輔(岩手県教育委員会事務局学校教育室 学校企画調整担当課長),盛岡市立高等学校(予定),岩手女子高等学校

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

全国的な政策も受け,岩手県では「高校魅力化」が進められており,現在すべての県立高校が魅力化に取り組んでいる。しかし,魅力化に正解はなく,各校で試行錯誤しながら実施している段階であるように思われる。そこで本研究が最終的に解決を目指す課題は,「地域・行政と連携・協働しながらも,シビックプライドの醸成に資する教育プログラムを高等学校が自前で運営していくこと」である。その課題の達成のために,本研究で達成を目指す目標は,「盛岡市の計画にも掲げられているシビックプライドを育むと同時に,個々の生徒のキャリア形成に資する教育プログラムと,それを支える行政・地域団体等によるコーディネート機能を実践的に開発すること」である。

 

② 実施方法・取組みの概要

本研究で主に採用する研究方法は,1)文献・資料の質的分析,2)教育プログラム・コーディネート機能開発の実践的研究,3)成果に関する量的・質的調査研究の3つである。1)では,全国的なプラットフォームや岩手県教育委員会のプラットフォーム(note)の事例及び先行研究等の収集・分析を,2)ではシビックプライドの醸成を意図しつつ研究協力校における特色を活かした教育プログラム及びコーディネート機能を実践的に開発すること(アクション・リサーチ)を行う。また,主に年度末に行う3)では,生徒へのアンケート調査や関係者への聞き取り調査による教育プログラム及びコーディネート機能の評価を行う。