令和5年度 地域協働研究(ステージⅠ)

釜石はまゆりサクラマスのプロモーション手法確立に向けた市内飲食店等のニーズ調査及び分析

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R05-Ⅰ-15

総合政策学部 教授 山本健
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
釜石市 釜石市産業振興部水産農林課 主事 星野恭佑
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 14:海の豊かさを守ろう
研究フィールド 釜石市、首都圏、仙台圏 研究協力者 釜石はまゆりサクラマスプロモーションコンソーシアム(国立大学法人岩手大学(農学部、三陸水産研究センター)、釜石ヒカリフーズ㈱、㈱かまいしDMC、(公財)釜石・大槌地域産業育成センター、東日本電信電話㈱岩手支店、岩手県)

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

 近年の気候や海洋環境の変化に伴う、秋サケやサンマなど主要魚種の水揚げ量が減少していることから、令和2年度からサクラマス海面養殖試験研究に取組み、令和4年10月に漁業権の免許を受け、生産活動を本格稼働させた。

 今後、養殖サクラマスを地域ブランド化していくためには、市内飲食店をはじめ、市内外の消費者等へのプロモーションを実施し、認知度向上させる必要があるものの、効果的なプロモーション手法の確立や、市内飲食店のブランド化への機運醸成に至っていない。

 これらのことから、飲食店や消費者のニーズを把握した上で養殖サクラマスの特徴と釜石の地域性を活かしたプロモーション手法を確立したいと考えている。

 

② 実施方法・取組みの概要

 ア 市内飲食店等におけるメニュー開発

 イ 市内飲食店等を対象としたワークショップの開催などイベント等の企画及び実施

 ウ サクラマスサンプル配布によるアンケート調査の実施

 エ 首都圏や仙台圏など大消費地圏でのサクラマスフェア等のイベントの企画及び実施

 オ 拡散力の高いSNS(例えば、インスタグラムなど)を活用した市内外の消費者への周知・情報発信

  など、サクラマスのプロモーションに関連する事業の実施。

  これらに取組むにあたって、アンケート調査などを行い、飲食店や消費者のニーズを把握・分析する。