令和4年度 地域協働研究(ステージⅠ)

久慈地下水族科学館もぐらんぴあの魅力化促進と誘客策の検討 ―三陸沿岸道路全線開通及び広域道の駅開業を見据えて―

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R04-Ⅰ-30

総合政策学部 講師 三好純矢
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
(有)あくあぷらんつ (有)あくあぷらんつ 学芸員 宇部 匠海
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 14:海の豊かさを守ろう
研究フィールド 久慈市 研究協力者 久慈市産業経済部商工観光課

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
 「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」は東日本大震災により被災したが、平成28年度に営業再開した。入館者数は、平成28年度が約108千人であったが、平成29年度以降減少が続いている。特に、Covid-19による変化として、繁忙月の喪失が見受けられる。
一方、三陸沿岸道路の全線開通により、僅少であった沿岸地域在住者の入館も確認されている。また、令和5年度には「広域道の駅」の整備・オープンが予定されていることからも、誘客の追い風となることが期待される。
このような状況の中、本研究における解決すべき地域課題として、三陸沿岸道路全線開通及び広域道の駅開業という「時機を活かしたもぐらんぴあ水族館への誘客策が必要」である。
② 実施方法・取組みの概要
本研究では、インタビュー調査や参与観察調査、アンケート調査などによって、もぐらんぴあ水族館のスタッフと来館者との魅力に対する認識の比較・整理を行う。続いて、必要な来館者の情報についても整理し、継続して来館者の情報を取得する仕組みの構築を検討する。その上で、取得する情報に応じて来館者の動向を随時詳細に分析する。さらに、スタッフ及び来館者に対して、互いのやり取りに関するインタビュー調査の実施を予定している。特に、もぐらんぴあ水族館に対する来館者の愛着の程度を区別して分析をしたいと考えている。
上記の取組みから、新たに取り組むべく誘客策を検討し、地域課題の解決と、それによる入館者数の増加を目指す。

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