令和4年度 地域協働研究(ステージⅠ)

個人で継続可能な介護予防プログラムの構築

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R04-Ⅰ-23

看護学部 講師 馬林幸枝
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
(有)ホームセンター仙台 看護学部
看護学部
看護学部
㈲ホームセンター仙台
教授
准教授
助教
取締役副社長
千田睦美
小嶋美沙子
鈴木睦
米内松司
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 3:すべての人に健康と福祉を
研究フィールド 久慈市 研究協力者 介護予防型デイサービスカローレの通所者、認知症対応型デイサービス暖家の通所者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
岩手県内の中でも三陸地域は、広大な面積を有するにもかかわらず介護保険サービスが少ない現状にある。平均寿命が男女共に80歳を超えており、老年期をいかに健康に過ごすのかが地域の大きな課題となっている。限られた資源を有効に活用し、高齢者自身が介護予防の意識を高く持ち続けるためには、高齢者自らが選択し取り組む介護予防プログラムとして、個人でも継続可能なプロトコルの検討を行う必要がある。
本研究は、県北地域に普及可能な介護予防プログラム構築と評価することを目指す。R1年より協働研究に取り組んでいる協働実施施設の利用者を対象として、介護予防プログラムを構築することを目的とする。
② 実施方法・取組みの概要 
1. R1年~R3年に実施した介護予防プログラム内容を評価・検討し、研究者及び協働実施施設間で共有。
2. 同意の得られたR3年度までの研究協力者に介護予防プログラムの自宅での実施頻度、取組み易さ、自主的に継続していける内容であったかについて聴き取りを実施。
3.介護予防の視点から身体機能測定実施。栄養状態についてR3年度の聴き取り内容と比較しながら聴き取りを実施。
4.研究協力者自身で継続していく方法について、「健康意識」の視点から、研究者と協働実施施設間で検討。
5.プログラム介入前後の長期継続結果の比較、身体機能と栄養の関連について検討、
介護予防への効果の視点で確認・検討。

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