平成24年度 地域提案型前期
和太鼓打撃によるリズム感の可視化と学習効果に関する研究
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RC-14 |
ソフトウェア情報学部 | 講師 | 松田浩一 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
種市海鳴太鼓 | ソフトウェア情報学部 種市海鳴太鼓 〃 |
学部生 会長 指導者 |
工藤 喬也 中里 利則 中里 直樹 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | ー |
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研究フィールド | 洋野町 | 研究協力者 | |
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本研究では、演奏者が個々でもっているテンポ感を可視化し、指導者が感覚的に伝えたい身体知を具現化し、学習者に気づきを与えることを目標とする。演奏技術のうち、特に楽譜には表せない伝統芸能特有の「間」や和太鼓特有の「音や動きのメリハリ、抑揚」は、伝承にあたって重要な指導ポイントでありながら実演して見せる以外に指導方法がないのが現状であり、見せることのできる指導者が実演できなくなった場合、伝統芸能の正確な伝承というものが極めて難しいものになってしまう。本研究で着目する課題は以下の2つである。1つ目は、演奏者が個々にとらえているテンポと実際に演奏しているテンポのズレ、2つ目は、演奏者がテンポのズレを気づいたときに、どこで修正するか、という演奏曲のタイミング(区切り)が明確でないことである。これらの課題を解決するため、規定のテンポと打撃のテンポのタイミングを音響データを用いて可視化し、どのように打撃タイミングが変化していくのかを誰でも見えるようにすることを目指す。 |
研究成果報告書 | 岩手県立大学機関リポジトリへ |
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