令和3年度 地域協働研究(ステージⅡ)

多様な来館者ニーズに対応した野外美術館ガイドシステムの開発と実用化

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅱ-03

ソフトウェア情報学部 教授 阿部昭博
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
石神の丘美術館 社会福祉学部
石神の丘美術館
教授
学芸員
狩野徹
齋藤桃子
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 岩手町 研究協力者 岩手町教育委員会、岩手町地域おこし協力隊、道の駅石神の丘、㈱ノーザンシステムサービス、いわて観光情報学研究会、地域と情報システム研究会

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
石神の丘美術館は2020(令和2)年9月にリニューアルオープンした。これにより、様々な目的をもった幅広い年齢の来館者に対する適切で有意義な案内・情報提供の方法として、多様なニーズに対応したガイドシステム構築の必要性が高まっている。本研究では、地域協働研究フェーズⅠ等で調査研究を進めてきた実績を活かし、当館だけでは着手することが難しい実用化という課題について取り組む。具体的には、多様な利用者ニーズに応じた様々な情報提供およびフィードバックを行えるプラットフォーム(ガイドシステムを核とした情報基盤)を構築。将来的な要望にも応えられる持続可能な仕組みとする。
➁ 実施方法・取組みの概要
これまでの調査研究の成果・知見をもとに、道の駅に隣接し、<花とアートの森>を併設することを特徴とする野外美術館の多様な来館者ニーズに対応したガイドシステムを構築する。また、ガイドシステムの運用で蓄積される利用履歴データを分析・活用し、来館者ニーズに即したより柔軟な情報提供やブランディング活動の強化を試みる。これら2年間の取り組みを通して、今後の運用体制作りに繋げる。

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