令和3年度 地域協働研究(ステージⅠ)

地域の森林資源を活かした林産業・再生可能エネルギー利用の展望-地域に仕事を生み出すSDGs-

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R03-Ⅰ-27

総合政策学部 准教授 泉桂子
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
①一戸町
②㈱柴田産業
総合政策学部
一戸町総務部まちづくり課
一戸町総務部まちづくり課
㈱柴田産業
教授
課長
主事
代表取締役
渋谷晃太郎
野﨑貞春
古舘航太
柴田君也
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 15:陸の豊かさも守ろう
研究フィールド 一戸町 研究協力者 岩手県企業局高森高原発電所担当者、御所野縄文電力担当者、フジコー御所野縄文発電所担当者

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
 林業・木材産業は地域資源を活かし,かつ地球温暖化防止にも資する職業であるにもかかわらず,これらが一戸町内の児童・生徒に十分知られていない
 御所野縄文電力株式会社は再生可能エネルギーの普及に一定のポテンシャルを有するが,その存在意義が一戸町民に知られていない。
 木質バイオマス発電所および木質バイオマスボイラーへの燃料供給は地域の森林からなされることが望ましいが,一戸町周辺における燃料材流通の実態が不明。町内の熱利用のポテンシャルの把握,木材産業の副産物であるおが粉の利活用に課題。
 岩手県内の森林所有者の経営に対する関心は低く,また伐採跡地の再造林率は30%程度とされるが,一戸町周辺での森林所有者の意識は不明。
② 実施方法・取組みの概要
 町関係部署・御所野縄文電力・林業事業体・製材所等への聞き取り調査
 SDGsの普及啓発を目的とした町民/児童・生徒向けワークショップ・セミナーの開催
 県北~青森県の木材産業,再生可能エネルギーに関する文献調査
 山林所有者への経営マインドや森林伐採の意向に関するアンケート調査

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