vol.80

岩手県立大学広報誌WEB版

このページは岩手県立大学広報誌「県立大Arch!」のWeb版です。
広報誌「県立大Arch!」の掲載情報をもとに作成されています。

私は県大生です

社会福祉学部3年/
風土熱人R代表 菊池眞悠子さん
(岩手県立宮古高等学校卒)

学生の力が風を巻き起こす
熱い思いのネットワーク

 沿岸部の宮古市に住んでいた高校生の頃から、災害公営住宅でのボランティア活動に参加していて、大学進学後もボランティアサークル「風土熱人R」(ふうどねっとアール)で活動を始めました。風土熱人Rは2007年の新潟県中越沖地震の支援を発端に設立されました。現在は学部を問わず66名のメンバーが、三陸の漁業支援や、フードバンクいわての活動支援、内陸避難者交流会などの活動を行っています。風土熱人Rの強みは、先輩方から受け継がれた現地支援のノウハウが充実していることです。過去の災害支援を通じて培われた連携や、膨大な活動記録が継承されています。令和2年度、風土熱人Rは第73回岩手県社会福祉大会において活動の功績が認められ岩手県知事表彰を受けました。これからも地域に寄り添い、地域の皆さんにより親しまれるボランティア団体として発展し続けたいと思います。

記事一覧へ戻る

先頭に戻る