学生の状況

平成23年度の卒業者及び就職の状況

 平成23年度はIPU-Eマップの学内導入や、IPU-Eプロジェクトの本格的な始動等、学生の就業力育成に取り組みました。新たな就職先開拓のため、県内企業の掘り起こしやネットワーク化の促進も行っています。
 また、平成23年度新設の総合政策学部「地域公共人材研究センター」による取り組みの結果、平成23年度公務員試験合格者は県内外で過去最多の54名となりました。

平成23年度の卒業者の状況

平成24年3月卒業生における数値(単位:人)

学 部 看護学部 社会福祉学部 ソフトウェア
情報学部
総合政策学部 合計
  卒業者 87 101 118 114 420
就職内定者(うち県内) 85(36) 96(58) 72(16) 104(55) 357(165)
就職内定率 98.8% 98.0% 87.8% 94.5% 94.9%
進学者 1 3 34 1 39
その他 1 2 12 9 24
大学院
修了者
看護学研究科 社会福祉学研究科 ソフトウェア
情報学研究科
総合政策学研究科 合計
博士
前期
博士
後期
博士
前期
博士
後期
博士
前期
博士
後期
博士
前期
博士
後期
8 0 9 0 34 0 5 0 56
短 大 盛岡短期大学部 宮古短期大学部  
  卒業者 96 104  
就職内定者(うち県内) 62(46) 73(50)  
就職内定率 98.4% 92.4%  
進学者 21 21  
その他 13 10  

平成23年度卒業者の進路状況

平成24年3月31日現在

(注)端数処理を行っているため、合計値が合わない場合があります
(注)その他は、独立、起業、家事手伝い等、就職・進学希望者以外の者、進路未決定の者、未内定者
(注)「就職率」は就職希望者に対する就職内定者の割合であり、3月31日現在の内定を以て決定しています

過去10年間の就職率の状況

過去5年間の求人の業種別状況

Pick UP コラム 開学以来最多となった岩手県立大学の公務員合格者数

 平成23年度、岩手県立大学の公務員就職者数が54名と開学以来最多となりました。学内での公務員講座開設や震災対応等で採用数が伸びたこともその一因と考えられますが、「地域公共人材研究センター」の設置など公務員志望者への取組を強化したことが大きいと思われます。このセンターは、学生や保護者の間に希望の多い公務員関連への就職状況を好転させることが重要との認識から、総合政策学部が平成22年度にその前身となる「公務員対策戦略プロジェクトチーム」を設けて検討と試行を重ね、23年4月に「地域公共人材研究センター」として新設したものです。公務員就職には学生達の努力はもちろんのこと、メンバー教員手作りの「教養・専門試験」などのテスト会や昼時間を利用しての勉強会、先輩公務員との懇談会から図書の貸出しに至るまできめ細かいサポートを行っています。設置間もないセンターですが、成果を示すことで学生達の意識をより高め、県内外の自治体に有為な人材を輩出するため、これからも取組みを推進していきます。