○岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科履修規程
平成17年4月1日
規程第36号
(趣旨)
第1条 この規程は、岩手県立大学大学院学則(以下「大学院学則」という。)第11条第2項の規定に基づき、岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科(以下「研究科」という。)に係る授業科目の履修方法等に関し必要な事項を定める。
(課程等)
第2条 研究科に次のとおり課程等を設ける。
課程 | 履修コース |
博士前期課程 | データ・数理科学コース コンピュータ工学コース 人工知能コース 社会システムデザインコース |
博士後期課程 |
(教育方法)
第3条 博士前期課程の教育は、授業科目の授業及び修士論文の作成等に対する指導によって行うものとする。
2 博士後期課程の教育は、授業科目の授業、研究及び博士論文の作成等に対する指導によって行うものとする。
(授業科目等)
第4条 授業科目の種類、単位数及び必修又は選択の別は、大学院学則別表第1のとおりとする。
(研究指導)
第5条 研究指導の内容は、学生1名ごとに定めるものとする。
2 研究科において、教育研究上有益と認めるときは、研究科委員会の議を経て、学生が他大学の大学院又は研究所等において必要な研究指導を受けることを認めることができる。ただし、当該研究指導を受ける期間は、1年を超えないものとする。
3 前項の規定により受けた研究指導は、研究科委員会において審査の上、研究科において受けた研究指導とみなすことができる。
(指導教員)
第6条 学生の授業科目の履修指導及び学位論文の作成等に対する指導を行うため、研究科委員会の議に基づき、学生ごとに2名以上の指導教員を定めるものとする。
2 前項の指導教員のうち、1名を主指導教員とし、それ以外の教員を副指導教員とする。
(履修の登録)
第7条 学生は、授業科目の履修にあたっては、前期及び後期ごとに履修しようとする授業科目について、主指導教員の承認を得て、所定の期日までに履修登録を行わなければならない。
2 履修登録は、学内情報システムにより届け出ることにより行うものとする。
(履修の取消し)
第7条の2 学生は、履修登録を行った授業科目について、当初の履修目的が達成されない等の理由がある場合には、当該授業科目の履修を取り消すことができる。
2 履修の取消しをしようとする学生は、別に定める履修取消期間中に、履修取消届により学長に届け出るものとする。
(履修の制限)
第8条 履修の制限については、岩手県立大学履修規程第5条の規定を準用する。
(試験、成績の評価、追試験、再試験及び不正行為)
第9条 試験、成績の評価、追試験、再試験及び不正行為については、岩手県立大学履修規程第6条から第10条までの規定をそれぞれ準用する。この場合において、「教授会」とあるのは「研究科委員会」と読み替えるものとする。
(学位論文の題目)
第10条 学生は、学位論文の題目を主指導教員の承認を得て、所定の期日までに申告しなければならない。
(学位論文等の提出)
第11条 学生は、主指導教員の承認を得て、研究科委員会の定める期日までに学位論文を提出しなければならない。
2 学位論文は、修了に必要な単位を修得した者又は修得見込みの者で、主指導教員による必要な研究指導が修了した者でなければ提出することができない。
3 学生は、博士論文を提出する前に、主指導教員の承認を得て、研究科委員会において選出された論文審査員に予備審査を申し出なければならない。
(学位論文の審査)
第12条 学位論文の審査は、研究科委員会において選出された委員で組織された論文審査委員会が行う。
2 博士論文の審査は、公開の審査会を経た後に行う。
3 公開の審査会には、企業等他の研究施設の責任ある立場の者から、参考意見を徴することができる。
(修了試験)
第13条 修了試験は、所定の単位を修得し、学位論文を提出した者について、論文審査委員会は、学位論文を中心としてこれに関連する授業科目等について口頭により行う。
2 前項ただし書きの規定を適用させようとする場合の基準及び学位論文の提出等に関し必要な事項は、別に定める。
(入学前の既修得単位の認定)
第15条 入学前の既修得単位数の認定については、岩手県立大学履修規程第15条の規定を準用する。この場合において、「学則第24条第1項の規定により修得したものとみなし、又は与えることができる単位」とあるのは、「大学院学則第13条第1項の規定により修得したものとみなすことができる単位」と、「出身大学」とあるのは「出身大学の大学院」と読み替えるものとする。
(休学期間中に外国の大学等において修得した単位の認定)
第16条 外国の大学の大学院において修得した単位の認定については、岩手県立大学履修規程第16条の規定を準用する。この場合において、同条中「学則第24条の2第1項の規定により修得したものとみなすことができる単位」とあるのは「大学院学則第13条の2第1項の規定により修得したものとみなすことができる単位」と、「修学した外国の大学」とあるのは「修学した外国の大学の大学院」と、「学部」とあるのは「研究科」と読み替えるものとする。
(委任)
第17条 この規程に定めるもののほか、授業科目の履修方法等に関し必要な事項は、研究科委員会が定める。
附則
この規程は、平成17年4月1日から施行する。
附則(平成19年3月28日規程第8号)
この規程は、平成19年4月1日から施行する。
附則(平成23年3月23日規程第9号)
この規程は、平成23年4月1日から施行する。
附則(平成25年3月29日規程第10号)
1 この規程は、平成25年4月1日から施行する。
2 平成24年4月1日において現に在学している者(以下「在学生」という。)の授業科目の履修及び成績の評価については、この規程による改正後の岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科履修規程の規定にかかわらず、なお従前の例による。
3 平成24年4月1日以降において再入学した者に係る授業科目の履修及び成績の評価については、当該者の属する年次の在学生の例による。
附則(平成26年3月31日規程第9号)
この規程は、平成26年4月1日から施行する。
附則(平成29年3月29日規程第7号)
1 この規程は、平成29年4月1日から施行する。
2 この規程の施行の際現に在学している者(以下「在学生」という。)の教育方法、授業科目の種類、単位数及び必修又は選択の別については、この規程による改正後の岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科履修規程の規定にかかわらず、なお従前の例による。
3 この規程の施行の日以降において再入学した者の教育方法、授業科目の履修、単位数及び必修又は選択の別については、当該者の属する年次の在学生の例による。
附則(平成30年8月31日規程第19号)
この規程は、平成30年9月1日から施行する。
附則(平成31年3月20日規程第9号)
1 この規程は、平成31年4月1日から施行する。
2 この規程の施行日前から在学している者(以下「在学生」という。)の授業科目の種類、単位数及び必修又は選択の別については、この規程による改正後の岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科履修規程の規定にかかわらず、なお従前の例による。
3 この規程の施行の日以降において再入学した者に係る授業科目の種類、単位数及び必修又は選択の別については、当該者の属する年次の在学生の例による。
附則(令和4年3月23日規程第20号)
1 この規程は、令和4年4月1日から施行する。
2 この規程の施行日前から在学している者(以下「在学生」という。)の授業科目の種類、単位数及び必修又は選択の別については、この規程による改正後の岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科履修規程の規定にかかわらず、なお従前の例による。
3 この規程の施行の日以降において再入学した者に係る授業科目の種類、単位数及び必修又は選択の別については、当該者の属する年次の在学生の例による。
別表(第4条関係)
高等学校教諭専修免許状(情報)の取得に必要な授業科目及び単位数
教育職員免許法施行規則に定める科目区分及び免許状取得に必要な最低単位数 | 授業科目の名称 | 単位数 | 備考 | ||
科目区分 | 最低単位数 | 必修 | 選択 | ||
教科及び教科の指導法に関する科目 | 24単位 | 数論アルゴリズム特論 | 1 | 選択 22単位以上 | |
統計解析特論 | 1 | ||||
プログラム言語特論 | 1 | ||||
経営数学特論 | 1 | ||||
分散データ処理特論 | 1 | ||||
ネットワークシステム特論 | 1 | ||||
高速並列処理特論 | 1 | ||||
情報ネットワーク特論 | 1 | ||||
サイバーセキュリティ特論 | 1 | ||||
計測システム特論 | 1 | ||||
センサネットワーク特論 | 1 | ||||
自律分散システム特論 | 1 | ||||
並行論理プログラミング特論 | 1 | ||||
モバイル通信ネットワーク特論 | 1 | ||||
機械知能学特論 | 1 | ||||
脳情報処理特論 | 1 | ||||
コンピュータグラフィックス特論 | 1 | ||||
HCI・センシング特論 | 1 | ||||
音声知能システム特論 | 1 | ||||
情報システム特論 | 1 | ||||
システムデザイン特論 | 1 | ||||
情報システム企画特論 | 1 | ||||
イノベーション特論 | 1 | ||||
デザイン特論 | 1 | ||||
マルチユーザインタラクション特論 | 1 | ||||
社会システム分析特論 | 1 | ||||
情報環境デザイン特論 | 1 | ||||
コンピュータグラフィックス応用特論 | 1 | ||||
学習環境デザイン特論 | 1 | ||||
企業情報システム特論 | 1 | ||||
ソフトウェア実践演習 | 1 | 選択 1単位以上 | |||
プロジェクト実践演習 | 1 | ||||
公開ゼミナール | 1 | 必修 1単位 |