平成29年度 地域協働研究(ステージⅡ)

バーチャルリアリティを活用した九戸城跡の可視化に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H29Ⅱ04

ソフトウェア情報学部 准教授 プリマ・オキ・ディッキ
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
二戸市産業振興部商工観光流通課 ソフトウェア情報学部
二戸市役所商工観光流通課
二戸市役所商工観光流通課
講師
副主幹
主任
伊藤久祥
田山裕之
五日市知之
研究区分一般課題 研究分野地域社会 研究課題の内容持続可能な地域
研究フィールド 二戸市 研究協力者 二戸市教育委員会文化財課

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
九戸城跡は本年4月6日に「続日本100名城」として選ばれており,産業振興のための観光資源として整備が進められている。平成28年度地域協働研究では,バーチャルリアリティ(VR)を活用した九戸城跡の可視化がなされたが,細部について更に歴史専門家と九戸城ボランティアガイドと議論しながら,その改善を図る必要がある.一方,VRとAR(拡張現実)との融合技術をもとに,観光案内や九戸城散策ルートなどの最も効果的な方法を評価する必要があり,制作したCGも持続的に双方向の担当者で改善する仕組みを構築する必要がある.
② 実施方法・取組みの概要
上記の課題を解決するために,まず双方が九戸城跡のCGを閲覧し議論しながら,その場で(またはインターネットを通じて)細部まで編集できる実用的ソフトウェアを開発する.次に,VRとARを利用して幅広い観光客を考慮したアナログ・ディジタルの観光案内パンフレットを試作・評価する.最後に,CGコンテンツをクラウドで管理し,双方向の担当者で編集・追加をできるようにする.

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