平成29年度 地域協働研究(ステージⅠ)

地域包括ケアシステムの評価に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

H29Ⅰ12

社会福祉学部 准教授 齋藤昭彦
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県保健福祉部長寿社会課 社会福祉学部
社会福祉学部
社会福祉学部
岩手県保健福祉部長寿社会課
岩手県保健福祉部長寿社会課
准教授
准教授
准教授
特命課長(地域包括ケア推進)
主任
鈴木力雄
佐藤哲郎
柏葉英美
森昌弘
加藤忍
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント 研究課題の内容安心安全な地域
研究フィールド 岩手県全域 研究協力者 岩手県保健福祉部地域福祉課 公益財団法人いきいき岩手支援財団岩手県高齢者総合支援センタ―

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
現在、地域包括ケアシステムの構築が市町村等介護保険者(以下、市町村)の喫緊の課題となっている。
地域包括ケアは、地域の実情に応じた「医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される仕組み」とされているが、市町村は人口規模や高齢化の状況、地理的条件、財政状況、または、介護・福祉人材やサービス事業者の状況などは差異が大きく、かつ多様であり、現状においては、市町村の地域包括ケアの取組みを客観的に評価することが難しく、その具体的評価方法等が課題である。
こうした課題を解決するため、岩手県の市町村の地域包括ケアシステム構築の取組を評価する指標設定や評価手法の具体化に向けての研究を行う。
② 実施方法・取組みの概要
岩手県立大学研究者及び共同研究者である岩手県保健福祉部長寿社会課、研究協力者である岩手県保健福祉部地域福祉課職員並びに公益財団法人いきいき岩手支援財団岩手県高齢者総合支援センタ―職員により構成される「地域包括ケアシステム評価研究会(仮称)」を定期的に開催する。
研究会においては、地域包括ケアシステムの評価に関する先行研究や先進自治体事例などについて検討するとともに、市町村等からのヒアリングを行い、岩手県の地域実情に適した地域包括ケアシステムの評価指標及び評価手法を開発する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード