平成28年度 地域提案型前期

ICTの導入による保育業務効率化に関する研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

RR-04

社会福祉学部 准教授 井上孝之
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県保健福祉部
岩手県社会福祉協議会
ソフトウェア情報学部
岩手県保健福祉部
岩手県社会福祉協議会
教授
課長
部長
佐々木淳
日向秀樹
星拓史
研究区分一般課題 研究分野地域社会
研究フィールド 岩手県 盛岡市周辺地域 一関市周辺地域 研究協力者 岩手インフォメーション・テクノロジー㈱

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
今日の保育関連諸問題(待機児童、保育士の処遇、保育士不足)の原因の一つには、保育業務の煩雑さがある。そのため、厚生労働省は保育所等における業務効率化推進事業としてICT化を推進している。
本研究では、ICT化による保育業務支援のあり方について、自治体担当者、保育士、保護者に対する意向調査を実施し、保育業務の効率化の基礎的な研究を行う。
② 実施方法・取組みの概要
平成27年4月新制度がスタートし、自治体で保育料の算定方法が変わった。市町村職員も煩雑な算出に負われている。保育所も同様で保育時間の計算や役所への報告などの業務に負われている。これらの保育業務の中で効率化を推進できる部分を探り、ICT化推進のために、保育士にも子どもや保護者にも有益な通信コミュニケーションのあり方について調査を通して明らかにする。
⒈自治体担当者:新制度の理解を深め、行政の立場からICT化が可能な業務を探る。
⒉保育士:対話型アプローチを通して「(ICTで)これができれば業務が楽」になることを明確化する。
⒊保護者:保育所のICT化についてインタビュー調査を実施する。

研究成果報告書岩手県立大学機関リポジトリへ 研究概要(PDF)ダウンロード