令和8年度 地域協働研究(ステージⅠ本格型)

岩手県クマ目撃情報共有システムをとりまく現状分析を踏まえたリスクマップとしての高度化

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R08-Ⅰ-07

ソフトウェア情報学部 教授 堀川三好
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県 ソフトウェア情報学部
岩⼿県⾃然保護課
岩⼿県⾃然保護課
岩⼿県環境⽣活企画室
岩⼿県⾃然保護課
修⼠1年
総括課長
主任
主任
主事
⼩⼭⽥朱⾥
引屋敷努
佐々⽊俊
吉⽥拓司
駒井千輝
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 9:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 15:陸の豊かさも守ろう
研究フィールド 県全域 研究協力者 GoldenField㈱・金野利哉

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

岩手県ではツキノワグマの脅威が深刻化しており、2026 年稼働予定の「クマ出没情報収集システム」による対策が急務である。しかし、既存システムとの連携や通信不感地帯といった技術的制約、誤報や AI 学習データ不足によるデータ品質の課題、職員の負担増や住民の参加意欲低下という運用体制の懸念が存在する。本研究はこれらの導入・運用課題を解決し、将来的な「データ駆動型統合プラットフォーム」による科学的かつ適応的なクマ管理体制の基盤構築を目指す。

 

② 実施方法・取組みの概要

県および選定業者と連携し、クマ出没情報システムの市町村向け講習会の開催や学生による 技術支援、アンケートに基づく運用改善案の提案を行い、円滑な導入と安定運用を支える。また、既存システムとのデータ連携(API 整備)や、AI による情報の自動選別・リスク評価など、将来的な統合プラットフォーム構築に向けた基本設計を助言する。さらに、衛星デー タ(植生指数)と目撃情報を統合し、CNN-LSTM 等を用いたクマ出没予測モデルを開発し、将来の高精度予測に向け、有効な環境要因を明確化する。