令和5年度 地域協働研究(ステージⅠ)

転勤を契機とした県南地域への定住モデルの検討

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R05-Ⅰ-29

総合政策学部 教授 堀篭義裕
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
岩手県 県南広域振興局 岩手県 県南広域振興局 主事 舟坂優莉
研究区分一般課題 研究分野地域マネジメント
SDGs
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 岩手県南地域 研究協力者 管内8市町(花巻市、北上市、遠野市、一関市、奥州市、西和賀町、金ケ崎町、平泉町)、 誘致企業

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)

  当管内では、キオクシア岩手をはじめとする企業誘致や生産拠点の増設が進んでおり、4,400人を超える新規雇用者が見込まれている。その労働需要の補填や新設工場へのノウハウ指導等のため、県外からの転勤者の増加が見込まれる。

今後も、企業活動の活性化による労働力不足が予想されており、転勤者が増加傾向で推移することを想定した場合、“転勤”を一時的な「人口移動」ではなく、「定住または移住のきっかけ」として捉え直し、当圏域の社会減対策の一環として取り組むことが必要である。

② 実施方法・取組みの概要

実態調査として、(1)岩手県南管内に所在する誘致企業やその転勤者及び(2)移住コーディネーター等の移住者を受け入れる者を対象としたヒアリング調査を実施する。

(1)及び(2)の結果を踏まえた分析を行い、「転勤を契機とした県南地域への定住モデル」に対する提言及び転勤を契機とした定住モデル事業の立案に対する助言を行う。