令和4年度 地域協働研究(ステージⅡ)
和賀川流域における地域課題解決のための「3D流域ジオマップ」の構築と官民参加による運用の実践
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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R04-Ⅱ-03 |
ソフトウェア情報学部 | 教授 | 土井章男 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
西和賀淡水漁業協同組合 | ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学部 西和賀淡水漁業協同組合 |
准教授 専任研究員 専任研究員 組合長 |
戴瑩 加藤徹 山下圏 佐井守 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | 地域社会 |
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SDGs |
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研究フィールド | 西和賀町 | 研究協力者 | (株)タックエンジニアリング、リコージャパン(株)、(株)TOKU PCM 、カモシカ、西和賀町教育委員会 |
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① 解決を目指す課題(何を解決するのか) 関わる主体の多い河川において、それぞれの関係機関の情報共有、意思決定を迅速化できる「流域ジオマップ」の構築と公開、活用を目指す。 また、多くの人が河川にあまり関心を持っておらず漁協の組合員も減少している中で、河川に関わる情報を一般の人々へも分かりやすく提示し、河川に興味を持ち、関わってくれる人を増やす。 さらに、特色ある地域の観光資源を一般の方にも知っていただくことで、認知度の向上を図るとともに、西和賀町のファンを増やし、観光客等の増加を目指す。 本研究により地域振興への活用が可能な分野は以下の通りである。①観光振興②防災③自然教育④環境保護⑤福祉⑥クリーンエネルギー⑦分野横断的な情報共有 ② 実施方法・取組みの概要 令和2年度から行っている西和賀町の流域ジオマップの取組は、プラットフォームであるArcGIS上に360°カメラ画像、点群データ(※1)、3次元CGモデルを 統合して表示し、活用しているものである。 令和4年度以降においても、さらなる可視化データを取得、または過去に取得している蓄積されたデータをGISに追加し、地域で活用されるデータプラットフォームを目指す。 過去の取組からデータがある程度蓄積されてきているため、当初からの目的である分かりやすいユーザーインターフェスで情報発信できるWebサイトの構築も行う。 また、地域への実装を強化するため、国や町とも協力しながら、流域ジオマップを活用した会議やイベントの開催を検討する。 (※1)3Dレーザースキャナ、ドローン空撮画像等から生成される空間座標データの集まり |
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