令和4年度 地域協働研究(ステージⅠ)

宮古市の地域色を活用したシティプロモーションの手法に係る研究

研究番号 研究代表者 所属 氏名

R04-Ⅰ-26

宮古短期大学部 教授 大志田憲
共同研究者(提案団体名) 他の構成メンバー 所属 氏名
宮古市企画部企画課地域創生交流推進室 宮古短期大学部
宮古短期大学部
宮古短期大学部
宮古市企画部企画課地域創生交流推進室
教授
准教授
学生
室長
松田淳
河野暁子
ゼミ学生を想定
中居裕美
研究区分一般課題 研究分野地域社会
SDGs
  • 8:働きがいも 経済成長も
  • 11:住み続けられるまちづくりを
研究フィールド 宮古市 研究協力者 (一社)日本地域色協会、㈱文化印刷

① 解決を目指す課題(何を解決するのか)
宮古市は、岩手県を代表する景勝地である「浄土ヶ浜」の地域色を、2021年に市民投票等による市民参画によって決定した。この地域色である「浄土ヶ浜エターナルグリーン」は、2022年7月に就航再開予定である新遊覧船に使用されることや、ふるさと納税返礼品としての万年筆インクの開発といった取り組みに利用されている。しかしながら、急激な人口減少・高齢化の問題を抱える状況の中で、今後この地域色をひとつの核として、市民や特に20~30歳の若い世代、地元企業を巻き込んだ新しい地元資源を活用した商品開発等による地域活性化、市内に限らずUターンを考える若者への効果的プロモーション方法の検討が市の課題となっている。
② 実施方法・取組みの概要
地域活性化に結び付ける地域色を使った商品開発やその有効活用、特に若い世代をターゲッとした市の効果的プロモーションを検討するため、以下の取り組みを行う。
・地域色に対する意識調査
地域色、様々な色についてアンケート調査し、色に関する印象調査、分析を行う。
・色彩効果、色彩の心理的効果、他地域における活用事例の調査
・市のオープンデータの活用
公開されているオープンデータをもとに、活用方法の検討資料とする。
・新商品開発、プロモーション方法の検討
調査結果をもとに、学生も参加し地域色を用いた市の産業を活用した新商品開発(生活、食、観光、サービス等、様々なモノ、コト)、プロモーション方法の検討を行う。

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