平成24年度 地域提案型前期
失語症者における聴覚機能に関する研究
研究番号 | 研究代表者 | 所属 | 職 | 氏名 |
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RC-11 |
社会福祉学部 | 教授 | 米本清 | |
共同研究者(提案団体名) | 他の構成メンバー | 所属 | 職 | 氏名 |
いわてリハビリテーションセンター | いわてリハビリテーションセンター 〃 〃 ソフトウェア情報学部 社会福祉学研究科 |
理事長 センター長 言語聴覚士 言語聴覚士 教授 大学院生 |
高橋 明 大井 清文 阿部 信之 佐藤 育美 土井 章男 陳 浩 |
研究区分 | 一般課題 | 研究分野 | ー |
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研究フィールド | 岩手郡雫石町七ツ森16-243 | 研究協力者 | |
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いわてリハビリテーションセンターはリハビリテーションを専門とする岩手県の中核的医療機関であるが、中でも脳血管障害を原因とする失語症患者への対応が増える傾向にある。基本的には言語の障害であることから言語聴覚士が中心となって「言語療法」を実施するが、その予後(治療効果)については個々様々であり、本人や家族に対して今後の生活について十分なアドバイスができないのが現状である。一般に、失語症者の聴理解低下には聴覚的言語音認知に加えて音響的聴き取りの低下が疑われる場面があり、失語症者の聴理解には音響的聴き取りを区別して評価する必要があると考えられる。失語症者の聴理解低下の背景には、音響的聴き取りの側面がどの程度影響しているか分析する必要があるにも関わらず、失語症における聴覚機能の系統的な研究は少ないのが現状である。このような中、失語症者の聴理解低下の程度として得られる結果には2つの要因が含まれており、これらを分離して評価することで予後の予測に有用な情報が得られるのではないかと考えた。 |
研究成果報告書 | 岩手県立大学機関リポジトリへ |
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