岩手県立大学(4学部、盛岡及び宮古の各短期大学部)は、国連アカデミック・インパクト(The United Nations Academic Impact (UNAI))に加盟しましたのでお知らせします。東北の大学では、東北大学に続いて2校目となります。
記
1 国連アカデミック・インパクトの概要
- 国連アカデミック・インパクトは、平成22年11月18日に発足し、大学の社会貢献のため、国連と世界各国の高等教育機関の活動を連携させることを目的としたプログラム(令和元年6月現在で130か国以上の1,300以上の機関、うち国内69機関が参加)。
- 参加機関は、国連アカデミック・インパクトの10原則のうち少なくとも一つにコミットし、1年に少なくとも一度、原則に関連した活動を行うことが求められる。
2 加盟日
令和元年5月24日(東北の大学では、東北大学に続いて2校目)

3 岩手県立大学(4学部、盛岡及び宮古の各短期大学部)がコミットする原則
- 原則6:人々の国際市民としての意識を高める
- 原則8:貧困問題に取り組む
- 原則9:持続可能性を推進する
- 原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く
4 期待される効果
- 岩手県立大学におけるグローバル人材の育成、大学力強化
- 持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動による、「いわて県民計画(2019~2028)」における「新しい時代を切り開くプロジェクト」等を通じた地域への貢献。
5 今後の取組等
- 「国連アカデミック・インパクトJapan」ホームページ及び本学ホームページにおける情報発信
- 本学の研究等のアクティビティの英語による情報発信を通じた海外との連携
<鈴木厚人学長コメント「国連アカデミック・インパクトへの加盟に当たって」>
これまで本学は社会の中の大学として、実学・実践重視の教育・研究を大学の基本的方針の一つに掲げて、地域社会・国際社会に貢献してきました。これからは、アカデミック・インパクトの活動を通じて、グローバル社会における各地域や国、世界での大学の社会的責任の役割を追求していきます。