岩手の郷土料理「いもの子汁」で特別賞の「伝承賞」を受賞しました。
~ 「料理減塩研究チーム」から~
昭和初期における岩手県三陸沿岸の食生活に関する記録に、玉味噌に水と昆布を加え、加熱して布で漉したものや、それを煮詰めたものを調味に用いていたとの記述があります。ひと手間かけてうま味を抽出し、料理(食材)をよりおいしくしようと工夫した先人の知恵がうかがえます。昆布だしをきかせた工夫は、うま味調味料がまだ一般に普及していなかった時代の人々の、確かな舌がつくり出した素晴らしい知恵ではないかと、今回の取組みを通して考えました。
うま味調味料のうま味も日本料理に合ううま味であり、減塩のために醤油のうま味が減った場合などに、それを補い料理のおいしさを維持できる可能性があると感じました。
日本うま味調味料協会ホームページから一部改変
詳しくは日本うま味調味料協会ホームページへ https://www.umamikyo.gr.jp/contest_result.html
(2017年1月 6日 10:00)