社会福祉学部では、先端的な研究や先進的な実践を取り上げ、岩手県内における新たな社会福祉の創造に積極的に貢献することを目的として、学術講演会を開催しています。今回は、現代日本の貧困問題に関する活動で著名な湯浅誠氏(社会活動家/法政大学教授)をお招きし、社会福祉を担う人材に必要な資質・能力をはじめ、今日の社会福祉問題の本質についてお話しいただき、新しい時代の社会福祉を考える機会にしたいと思います。
県内の福祉業界関係者、学部・大学院生、社会福祉に関心のある一般の皆様を広く聴衆対象としています。
ぜひご参加いただき、今後のご支援にいかしていただきたいと思います。
1.日時 平成27年11月28日(土)13時30分~15時(13時受付開始)
2.場所 岩手県立大学 滝沢キャンパス 講堂
3.主催 岩手県立大学社会福祉学部
4.対象 県内の福祉業界関係者、学部・大学院生、その他社会福祉に関心のある方
5.演題 「創造的な福祉人材とは」
講師:湯浅 誠氏(社会活動家/法政大学教授)
6.参加費 無料
7.定員 400名(事前申し込み制・先着順)
8.申し込み方法
「参加申込書」に必要事項を記入し、メール、またはFAXでお申し込みください。
定員に達した場合のみ、こちらからご連絡いたします。
・申込用紙(第2回学術講演会).docx
e-mail:welf-gakujutsu@ml.iwate-pu.ac.jp
FAX:019-694-2301
9.お問い合わせ 社会福祉学部 佐藤匡仁
TEL:019-694-2300 (社会福祉学部事務室)
【湯浅誠氏プロフィール】
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。2008年末の年越し派遣村村長を経て、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。
現在、法政大学現代福祉学部教授の他、NHK第一ラジオ「マイあさラジオ」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」レギュラーコメンテーター、「ラジオフォーラム」レギュラーパーソナリティー、朝日新聞紙面審議委員および編集権に関する審議会委員、日本弁護士連合会市民会議委員。
講演内容は貧困問題にとどまらず、地域活性化や男女共同参画、人権問題などに渡る。
著書に『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日文庫)、第8回大佛次郎論壇賞、第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞した『反貧困』(岩波新書)、『貧困についてとことん考えてみた』(茂木健一郎と共著、NHK出版)など多数。
(2015年10月16日 19:55)