岩手県立大学のビジョン みんなで描く大学像
岩手県立大学アーチ 佐々木「地域」を、どう捉えるか。それによっても教育・研究の方向性と内容が変わってきます。私たちの地元は岩手ですが、ここ岩手は東北各地・日本各地、さらに世界各地ともつながっている。つまり、ローカルな視座では完結し得ない社会の姿や変容ぶりが実践指向の学問の対象で、広い視野と柔軟な頭脳が不可欠です。
伊 藤地元に軸足を置きつつ、世界を指向する学風が培われています。
佐々木さまざまな形でニーズへ応え、地域貢献を根づかせましょう。グローバルな方向性も掲げながら、学風の深化を促し続けたいですね。社会との接点を増すため、ビジョンを共有して一体感を強めなければなりません。そして自立的に歩む大学像が日々、あらたに描かれる…。学生と教職員のマインドが融合して未来へ結実すると信じています。
伊 藤たとえば産学連携の観点で、IT企業やメーカーの知恵袋のような存在でもありたい。研究やプロジェクトに際しては、新規性や有用性を求めてテーマ意識を明確に。そして戦略的・組織的に成果を追求します。
細 江これまでの卒業生は、およそ5,500人に上ります。たくさんの人材を各界へ輩出してきたと思うと、感慨深い。有為な人材を育てることが何よりの社会貢献である、と思います。学業に課外活動にと、意欲的な学生の姿が印象的です。そうした真摯さを、きめ細かくサポートするのが私たちの務めです。進路指導も含め、面倒見の良い大学であることが存在意義の一つです。
伊 藤岩手における高等教育を担うIPU。こうした期待感も、がっちり受け止めたいですね。中学生・高校生へ向け、このキャンパスで学ぶ魅力をアピールする意義は計り知れません。
細 江豊かな教養と個性、独創性を養う教育プログラムの推進に向け、高校と大学は建設的な議論を深めるべきだと思います。お互いに現場を良く知ることから、向学心に応える価値ある教育が生まれると信じています。
佐々木高大連携の新しい形を求めつつ、斬新な発想で大学教育の可能性を切り開きましょう。4学部・2短大を擁する人材育成拠点、IPUの真価が発揮されるのは、これからです。