地域と未来の架け橋になる
IWATE PREFECTURAL UNIVERSITY 2027

はじめに知っておきたい!
岩手県立大学の

6つのキーワード

4年制の学部では、主専攻(学部・学科)に加え、「地域創造教育プログラム」「国際教養教育プログラム」「課題解決型データサイエンス教育プログラム」の三つの副専攻の課程があり、「地域」「国際」「データサイエンス」という三つの視点から世界を捉え、現代社会の多様な課題を解決する力を養います。各プログラム修了者は「地域創造士」「国際教養士」「データ科学士」の称号を得ることができます。

4学部2短期大学部それぞれの専門性を活かしつつ、学部間の壁を越えた連携を強みとしています。特に総合政策学部との密接な連携が進み、看護学部との共同研究では、患者の表情を分析し、医療現場のコミュニケーションを円滑にする技術支援を行っています。また社会福祉学部とは、高齢者等の見守りに活用できるウェアラブルデバイスを開発するなど、社会課題解決に貢献する技術を生み出しています。

大学の基本的方向の一つとして「国際社会に貢献する大学」を掲げ、国際的な教育・研究の交流拠点として、外国人留学生の受け入れや学生の海外派遣など、多様な国際交流を推進しています。
4年制の学部では、2019年のUNAI(国連アカデミック・インパクト)加盟、副専攻「国際教養教育プログラム」により、地域課題を国際的な視点から考察し、解決できる人材の育成に注力しています。

学生が早期に将来のキャリアを具体的に描けるよう、「人間と職業」と「キャリア地域学習」の科目を設け、職業観の育成や就業体験の機会を支援しています。またキャリアセンターでは低学年からのインターンシップ参加を推奨しており、「インターンシップin 岩手」を通して、仕事への理解を深め、社会で求められるビジネススキルや心構えを学ぶことができます。

本学は、地域に開かれた知の拠点として、地域政策研究センターを通じた地域協働研究に取り組み、2023年に開設した防災復興支援センターでは、支援・調査・人材育成を一体的に行い、震災からの復興研究をさらに深化させています。また、IPUイノベーションセンター内の民間企業との連携や、県民向けの公開講座開催など、地域社会の発展に資する多様な取り組みを展開しています。

本学では、「実学・実践」を柱とし、学生一人ひとりが地域社会をフィールドに、生きた学びを体験できます。現代社会や地域の課題を見つけ出し、実際に問題を解決していくための実践力と、実践的・実証的アプローチで事象に向き合う力を養います。各学部の専門領域においても実践と知識の統合を目標とし、人間性と専門性との融合を目指しています。

学長のメッセージ

希望ある未来を
切り拓こう

岩手県立大学長

鈴木厚人 Atuto Suzuki

岩手県立大学は、岩手県の歴史や風土、伝統の上に、21世紀の新たな時代を拓く高度な教育・研究の拠点として開学しました。以来、建学の理念である「自然、科学、人間が調和した新たな時代を創造し、人間性豊かな社会の形成に寄与する、深い知性と豊かな感性を備え、高度な専門性を身につけた自律的な人間を育成する大学」を実践してきました。本学の学生の皆さんは、山と川、森に囲まれた自然豊かなキャンパスで、一人一人が自己の研鑽に励み、力強く前に進もうとしています。

そして学業に加えて、東日本大震災被災地への復興ボランティア活動、地域創生活動、国際交流活動等を通して、自律的な自己形成にも熱心です。現代社会には、少子高齢化、地球温暖化、情報技術革新など避けて通れない情勢が待ち受けています。しかし、古今東西、人間社会は常に単純から複雑へと変動を続け、人類はそのつど社会的課題を克服してきました。皆さんも社会の課題解決を通して、自らの道を切り開く努力が必要です。この克服の鍵は、今直面する課題に全力を尽くすことです。課題の大小、解決・未解決に関わらず努力した結果は必ず自信につながります。そして、その自信と達成感の蓄積は、将来さまざまな社会課題に迅速に対応できる人間形成の原動力になります。本学での教育、研究、社会活動の場でこのような自己研鑽に参加しませんか。「今日なしうることに全力を注ぎなさい、そうすれば明日は一段の進歩を見るでしょう」、「今日のひらめきは、明日のきらめき」。大学生としての4年間は、皆さんが希望ある未来を切り拓く舞台になるでしょう。夢の実現に向けて「今に全力」で励み、前進する皆さんへの応援は、私たちにとっての喜びです。

岩手県立大学
について

岩手県立大学は、地域社会の未来を創造する人材育成を目指す総合大学です。
4年制大学では、看護、社会福祉、ソフトウェア情報、総合政策の4学部を有し、高度な専門知識と、分野を超えた連携力を養います。
また盛岡短期大学部は、生活デザイン専攻と食物栄養学専攻からなる生活科学科と国際文化学科の2学科を有し、きめ細やかな教育・研究・社会活動を行っています。
宮古短期大学部は、経営・学業に加えて、社会で活躍するために必要な能力の修得、判断力・決断力の育成に力を注いでいます。

4つの学部・2つの短大部

看護学部では、幅広い教養と科学的根拠に裏付けられた論理的思考力や創造性の涵養、確かな知識に基づく課題発見・解決能力など、生涯にわたり看護学を探究する能力を養います。高度化、多様化、専門化する医療や、変動する社会のニーズに対応できる人材を育成するため、より実践的で体系的なカリキュラムを編成しています。

[卒業後の主な進路]
看護師/保健師/助産師/養護教諭

[卒業生からのメッセージ]

授業では人と交流しながら学んだことで発信力やコミュニケーション能力が身につきました!

看護学部卒/看護師 R.O さん

「社会福祉学科」と「人間福祉学科」の2つの学科を擁する社会福祉学部では、「人間の尊重と福祉社会への貢献」を基本理念に教育・研究を行います。1・2年次には学部共通の専門基礎科目を中心に学修し、3年次からは教育系に所属して専門的な学びを深めます。4年次にはその総まとめとして卒業課題研究に取り組みます。
また、専門資格の取得に関わる学修も並行して行うことができます。

[卒業後の主な進路]
社会福祉士・精神保健福祉士/保育士/心理職

[卒業生からのメッセージ]

授業や実習では、常に背景にあるものを考える大切さを学びました。

人間福祉学科卒/介護職 K.O さん

コンピュータサイエンスを基礎とした幅広い教養と、数理・情報技術に裏付けられた論理的思考力や創造性の涵養、確かな知識に基づく課題発見・解決能力など、生涯にわたり情報科学を探究する能力を養います。高度化、多様化、専門化する情報技術や、変動する社会のニーズに対応できる人材を育成するため、実学・実践を重視した体系的なカリキュラムを編成しています。

[卒業後の主な進路]
各種エンジニア/セキュリティサイエンティスト/教員( 数学・情報)

[卒業生からのメッセージ]

授業では基礎的な知識を学び、研究を通して論理的思考力、情報の精査のスキルなどを身につけました。

ソフトウェア情報学部卒/
システムエンジニア
Y.S さん

グローバルでローカル、すなわち「グローカル」な視点で政策を考え、経済活動を捉え、社会・環境の諸問題に対応する能力を養います。社会・人文科学と自然科学の幅広い分野を学べるカリキュラムを編成し、ヒアリング・環境調査・地域社会調査といった技法で「現場から学ぶ」実践教育に取り組みます。

[卒業後の主な進路]
公務員/卸売業/金融業/製造業 など

[卒業生からのメッセージ]

グループワークを通じ、理論立てて説明する力や異なる意見から最善策を見つけ出す力が身につきました。

総合政策学部卒/
銀行員兼商社員
A.S さん

生活科学科 生活デザイン専攻

暮らしをとりまく「住まい」「インテリア」「ファッション」のデザインは、地域社会や環境、時代性、歴史などさまざまな事柄と密接に関わっています。多角的な視点をもち、豊かな住生活・衣生活を自らつくり出すことを目指しています。
また、各種検定のサポートも充実しています。

[卒業後の主な進路]
住宅・建築・インテリア/アパレル

生活科学科 食物栄養学専攻

人々の食生活を対象として、食や栄養に関する深い知識と、現場で生かせる技術の習得を目指します。講義や実験、実習がバランスよく取り入れられたカリキュラムにより、体系的な学びが可能です。
また、所定の単位を修得すると、卒業と同時に栄養士の資格が取得できます。現場が求める人材を育て、卒業後のステップアップを支援します。

[卒業後の主な進路]
栄養士/食品会社

国際文化学科

私たちが生活している地域社会、さらに日本の歴史、風土を知った上で世界へと目を向けてみると、さまざまな違いに気づかされます。異文化理解を深め、地域の国際化に貢献できる人間を育てます。
地域、日本、諸外国の文化について専門的に学び、幅広い思考力、判断力を養うとともに、コミュニケーションスキルを高める少人数制の実践的なカリキュラムを組んでいるのが特徴です。

[卒業後の主な進路]
就職/四年制大学への編入学/海外留学

[卒業生からのメッセージ]

授業では、電気配線図を制作する際に必要なCADソフトの操作方法や家具の標準的なサイズなど住宅に携わる仕事に必要な知識を学ぶことができました。

生活科学科
生活デザイン専攻卒/
インテリアコーディネーター
Y.M さん

宮古短期大学部では、経営や情報の学修を通じて地域に貢献する人材を育成しています。また、ゼミやサークル、ボランティア活動などをとおして、東日本大震災の復興支援にも関わっています。卒業生の多くが広く東北地方で活躍し、中核的な業務に従事しています。

[卒業後の主な進路]
編入学/就職

[卒業生からのメッセージ]

研究活動が印象に残っています。分析し、価値ある情報を引き出せたときは大きな達成感がありました。

宮古短期大学部卒/
茨城大学工学部編入
H.Kさん

初年度納付金
について

岩手県立大学の初年度納付金

1.入学金
県内
225,600円
県外
338,400円

※入学手続きの際に納付。

2.授業料
全学部共通
535,800円

※原則として、前期[入学後/5月]、後期[入学後/10月]の2回に分けて徴収します。授業料の減免についてはこちら>

3.教科書・実験実習費
全学年全学部とも概ね
40,000円程度

※看護学部では、臨地実習に関連する経費として別途50,000円程度が必要となります。

4.その他の納付金
後援会費
50,000円
損害保険・
賠償責任保険
看護学部
18,000円
社会福祉学部
4,080円
ソフトウェア情報学部
4,010円
総合政策学部
4,010円
学生会費
12,000円
同窓会費
5,000円

※4年分を入学時に一括納付していただきます。

5.個人用ノートパソコン

持ち運びに容易なノートパソコンの準備をお願いします。(経済的な事情などで準備が困難な場合は代替機の貸与制度がありあります)

盛岡短期大学部の初年度納付金

1.入学金
県内
135,400円
県外
203,000円

※入学手続きの際に納付。

2.授業料
390,000円

※原則として、前期[入学後/5月]、後期[入学後/10月]の2回に分けて徴収します。授業料の減免についてはこちら>

3.教科書・実験実習費
生活科学科 生活デザイン専攻
40,000円程度
生活科学科 食物栄養学専攻
150,000円程度
国際文化学科
40,000円程度
4.その他の納付金
後援会費
25,000円
損害保険・
賠償責任保険
生活科学科
生活デザイン専攻
2,120円
生活科学科
食物栄養学専攻
2,120円
国際文化学科
2,080円
同窓会費
15,000円

※2年分を入学時に一括納付していただきます。

5.個人用ノートパソコン

持ち運びに容易なノートパソコンの準備をお願いします。(経済的な事情などで準備が困難な場合は代替機の貸与制度がありあります)

宮古短期大学部の初年度納付金

1.入学金
県内
135,400円
県外
203,000円

※入学手続きの際に納付。

2.授業料
390,000円

※原則として、前期[入学後/5月]、後期[入学後/10月]の2回に分けて徴収します。授業料の減免についてはこちら>

■奨学金制度について

日本学生支援機構奨学金

出願資格

原則として日本国民で、本学に在学して人物、学業ともに優れ、経済的理由により就学が困難な方が対象となります。
より詳細は、お問い合わせください。

岩手県大学の奨学金(学業奨励金)

第1種奨学金

対象者:学校推薦型選抜で入学した、学部・短大部の1年次生(岩手県出身)で、他の学生の模範となる資質を持つと認められる者。
貸与額:30,000円(月額)

第2種奨学金

対象者:学部2年次生で、学業成績・態度などが他の学生の模範となると認められる者。
貸与額:30,000円(月額)

大学院奨学生

対象者:大学院入学生で将来、教育・研究者、高度の専門性を有する職業人として活動する能力があると認められる者
貸与額:50,000円(月額)

学生生活支援

安心で充実した
学生生活を過ごせるよう
サポートします。

健康サポートセンター

健康サポートセンターでは、学生や教職員の健康管理に役立つさまざまなサービスを提供しています。

学生サポートサロン

学生サポートサロンでは、心理相談専門員(カウンセラー)や学生支援コーディネーター(キャンパスソーシャルワーカー)、障がい学生支援スタッフ(ケアワーカー)が、学生一人ひとりの悩みや課題に寄り添い、相談対応を行うほか、休憩・居場所スペースを提供しています。

学生相談

自分らしい大学生活を送れるよう、悩み・心配ごとに耳を傾け、気持ちを一緒に整理したり、解決に向けて共に考えるサポートを行います。

障がい等のある学生支援

障がいの等のある学生に対する合理的配慮の提供、生活上の困りごとに関する支援、障がいや疾患のある学生に対する合理的配慮の提供(授業等への配慮依頼、障がい学生への介護支援等)を行うほか、経済的不安や人間関係のトラブルなど、生活上の困りごとを抱える学生への支援を行います。

キャリアセンター

キャリアセンターでは、学生一人ひとりの進路を支援しています。専任スタッフによる個別相談をはじめ、インターンシップや企業説明会、各種対策講座など、様々なプログラムを用意しています。
入学後の早い段階から自分の進路を考える機会を設け、卒業後の進路実現までサポートしてまいります。

宮古キャンパス

岩手県立大学宮古短期大学部では、学生相談の窓口を多数設置しています。体のこと、心のこと、将来のこと、学生生活のこと等大学生活を送るうえで不安なことはお気軽にご相談ください。

学生相談

週2回程度専門学生相談員(臨床心理士)による相談日を設けています。

研究室相談

各教員が、曜日や時間帯を指定し、それぞれの研究室で相談に応じます。

学生支援担当教員相談

学生の学習および生活支援を担当している教員が、いつでも相談に応じます。

就職や編入学についての相談

就職相談室や就職担当の教員にご相談ください。

障がい等のある学生支援

岩手県立大学、岩手県立大学盛岡短期大学部と同様の制度で支援を行っております。

教職教育センター

豊かな人間性と
高度な専門性を備えた
教員を育成します。

岩手県立大学は、豊かな人間性と高度な専門性を備え、自律的に社会へ寄与する教員の養成を目指しています。この理念を具現化するため、令和3年に『教職教育センター』を設置しました。
全学的なマネジメント体制のもと教育実習や就職支援の充実、さらには最新の教育政策に関する調査研究を踏まえ、理論と実践力を兼ね揃えた質の高い教員を育成します。

取得できる教育職員免許状の種類

岩手県立大学

看護学部
  • 高等学校教諭一種免許状 (保健)
  • 養護教諭一種免許状
ソフトウェア情報学部
  • 中学校教諭一種免許状 (数学)
  • 高等学校教諭一種免許状 (数学)
  • 高等学校教諭一種免許状 (情報)

岩手県立大学大学院

看護学研究科
  • 養護教諭専修免許状
ソフトウェア情報学研究科
  • 高等学校教諭専修免許状 (情報)
3つの副専攻

各学部の専門性を活かしながら
それ以外の分野の知識も学ぶ
学部の枠を超えた3つの副専攻

【副専攻/地域を学ぶ】
地域創造教育プログラム

地域のことを知り、
地域の課題解決プロジェクトの
企画と実践を行います。

地域創造教育プログラムは、グループ活動を中心とした地域での実践活動を通して学修します。副専攻の全課程(規定の単位数16単位)を修了した学生に対し、修了証と『地域創造士』の称号を授与します。

地域志向専門教育科目群
地域志向基盤教育科目群

いわて創造学習I

いわて創造学習II

いわて創造実践演習

【副専攻/国際教養を学ぶ】
国際教養教育プログラム

世界を身近に感じていただくために
異文化理解や多言語習得のための
取り組みも行っています。

異文化理解、 多文化共生の可能性を考え、現状のグローバル社会の課題を検討します。また、多言語の修得を目指します。 副専攻の全課程 (規定の単位数18単位) を修了した学生に対し、 修了証と 『国際教養士』 の称号を授与するプログラムも実施しております。

グローバル理解入門

語学研修A

国際演習A

グローバル理解演習

【副専攻/数理・データサイエンス・AIを学ぶ】
課題解決型データサイエンス
教育プログラム

専門分野の垣根を越え、
データサイエンスに基づく
課題解決力を育成します。

課題解決型データサイエンス教育プログラムは、データサイエンスの観点から職業上・生活上の多様な課題を分析し、解決策を提示する力を養うプログラムです。副専攻の全課程 (規定の単位数16単位) を修了した学生に対し、 修了証と 『データ科学士』 の称号を授与するプログラムも実施しております。

データサイエンス入門

データサイエンス応用B
(プログラミング入門)